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新型コロナ感染予防対策で、各スポーツクラブ参加人数制限が実施されて早半年以上経つ。
ストレスなく快適に、なるべく自宅でオンラインレッスンを受けるよう推奨する政府の思惑に反し、各スポーツクラブのスタジオでは狭い人数制限の枠をかいくぐり参加しようと、あの手この手で押し掛ける会員にまみれているのが現状だ。
予約の時間はストレスに晒されるという嘆き
以前から、一部の人気レッスンで満員になり入れないという事はどのスポーツクラブのスタジオでもあった。
その為、24時間いつでもストレスフリーで受講できるようにと始まったのがレッスンの予約システムだが、これがかえって受講者のストレスの元にもなっている。
新型コロナ以降、スタジオの人数制限及び、予約本数制限が始まり、レッスンに参加する為に予約する度にストレスに晒されるという矛盾した事が起こっているのだ。
各スポーツクラブのHPでは『24時間どこからでも好きなレッスンを予約でき、キャンセル待ち、キャンセルも自由にできる』と書いているが、蓋をあけるとそうではない・
お目当てのレッスンの予約開始前には、時報もしくは電波時計を置いて神経をすり減らし、秒殺で埋まる予約枠を争う様に獲得する事が毎日の様に行われている。
スタジオレッスンのweb予約は、スポーツクラブによってシステムが異なるが、2週間前、1週間前に発表する所もあれば、朝5時、6時一斉発表。
レッスン開始24時間前から受け付けという所もありまちまちだ。
ステイホームを推奨する政府の意向などつゆ知らず。
スポーツクラブのスタジオは、予約争奪の人間で溢れている。
では予約をしてまでスタジオレッスンに来る人間の何が問題なのか。
bot作成、キャンセル狙い、参加の為に手段を選ばない
予約をしてまで参加するレッスンの何が問題か、参加の為に手段を選ばない一部の会員によって、その他大勢の参加者が迷惑を被る事だ。
わざわざシステムを構築し予約サーバーにbot攻撃をしかける会員もいる。
某スポーツクラブでは、数週間の間に1万回のアクセスと自動送信を繰り返すプログラムを作成し、他の予約者を妨害しながら予約を取っていたのだから悪質以外何者でもない。
予約をするレッスンには、当日入れない人の為に『キャンセル待ち』の枠があるのだが、わざとキャンセル待ちを開放する時間にやってきて、名前だけ台帳に書いて翌週は労せず一番に入ることを繰り返す悪質な客に退会処分も注意勧告もしない。
狙っているのが明らかで何十回と繰り返す会員もいれば、練習目的で予約を取り、当日参加しない会員にも退会処分を出していないというのは、甘すぎないだろうか。
与えられた仕事をすればいい時代は終わり
新型コロナ以降予約を取る会員のこれらの悪質化した行為が目立つようになった責任の一旦はインストラクターにもあると思う。
筆者が受講している幾つかのレッスンでも、週に3回も4回も特定のインストラクターのレッスンを受けている会員のみ、これらの悪質化した現象がみられた上、インストラクターは全く注意しようともしない。これは嘆かわしい事実だ。
与えられた仕事をすればいい時代はもう終わりだ。客を躾けられない人間には速やかに退場してもらわなければ業界の信頼も地に落ちるだろう。
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