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お金払ってでもモノを壊せるレイジルームが流行る?怒れない社会の今

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リーマンショック以降米国で人気が出てきたのが『お金払えばモノを壊せる部屋=レイジルーム』です。
日本でも関東関西に各1店舗あり、制限時間15分にも関わらず、週末、祝日や予約で埋まるといいます。

レイジルームが日本ではやる理由と、発祥元の米国の事情を追います。

関東はレイジルーム+α、関西はレイジルーム特化

日本で代表的なレイジルームは、関東は『REEAST ROOM』、関西は『CRASH BOX』です。

REEAST ROOM(浅草、池袋)

©reeastroom.com

  • 1人あたりの利用料:4260円~
  • 制限時間:15分~
  • コース:スタンダード4260円(割れ物10個、家電1つ15分)
        スペシャル6980円(割れ物20個、家電2つ)
        メガスペシャル11390円(割れ物40個、家電4個)
  • 家電の持ち込み:小型家電1つ、割れ物10個なら無料、パソコン、冷蔵庫、洗濯機などは不可
  • 割引:有(学生、カップル、法人、誕生日割引など)
  • 開業:’19年5月1日
  • 運営会社:株式会社BrickWall(本社:東京都新宿区、代表取締役:河東誠)

国内初のレイジルーム『REEAST ROOM』は、学生企業ビジネススクール出身の河東氏が創業。
他の仕事をしながら開業資金をため、本場のレイジルームを視察した後、物件を探し開業にこぎつけたそうです。

REEAST ROOMでは、落書きし放題のスペース『FREE ART WALL』や壁に向かって斧を投げる『AXE THROWING』が楽しめます。

CLASH BOX(西心斎橋)

CLASH BOXは大阪ミナミ、アメリカ村にあるレイジルームです。
CLASH BOXの魅力はオプションで、一番人気はシャンパンタワー(9800円)です。


©instagram.com/crashbox_official
通常料金+1万円近くだしてでも壊したいというシャンパンタワー。
お客様からは『壊した時の迫力がすごかった』
『壊す前はドキドキしたけど、テンション上がる』と人気で売り切れ必死オプションに付き、予約必須です。

続いて人気があるのは携帯電話(スマホ)パック(+1500円)。
『スマホを壊したけれど腹が立つけど自分のスマホは壊したくない!』という人に大人気です。

CLASH BOXでは、産業廃棄物として出るものを壊すものとして活用するので、料金設定は壊すもののkg単位で決まります。
1名ですと割高ですが団体ですと割安になります。

  • 制限時間:15分
  • 1人あたりの利用料:クラッシュ4300円(20kg:瓶、食器、小型家電など)
              メガクラッシュ5,100円(30kg:瓶、食器、小型家電、家具など)
              ギガクラッシュ6,500円(45kg 大型家具、家電、食器など)
  • 割引:有(女子3人の女子会割がオトク)
  • 定休日:火曜

西日本がレイジルームに特化しているのに対し、関東はレイジルーム+αになっているのが判りますね。

お客の7割が女性、インスタ映えを目指す?

レイジルームの発症は米国。
ジェイク・ギレンホールの映画『雨の日は会えない、晴れた日は君を想う』は、
ギレンホールが演じる有能な投資銀行の銀行員デイヴィスが、自動車事故に巻き込まれ最愛の妻を失う所から始まります。

デイヴィスは自分の今まで生きてきた証を捨てる為、瀟洒な家を『潰す』のです。
最初は内装をバットで叩き潰し、エンディングはブルトーザーで木っ端みじんにして、人生の再出発を図ります。

諸外国におけるレイジルームは、人生のやりなおし、区切りを現わすものでした。

©willfu.jp

『REEAST ROOM』の河東氏は『それでは日本では当たらないのではないか』willfu.jpと思い、
『やってはいけないことをワクワクできる空間』にかえたので日本で成功したそうです。

日本版レイジルームに来る客の大半は米国の様に1~2人ではなく、グループが多く、7割が女性。
インスタ映えを楽しんでいます。

怒りを人に向ける代わりに、モノに向けるのはどうかという発想は国がかわっても同じですが、諸外国と日本での違いは、日本はそれを『楽しみ』に変えてしまうことのようです。

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