*

【都知事選】小池氏当選・賛否両論の嵐の末の結果

ad



  

舛添都知事辞任に伴う、東京都都知事選が猛暑の中行われ、
過去最多の21人が立候補した中、

元防衛相の小池百合子氏(64)、
自民、公明、日本のこころの推薦、元総務相の増田寛也氏(64)、
民進、共産、生活、社民の推薦ジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)が
三つ巴の戦いを繰り広げた。

31日の開票結果、小池百合子氏の当選が確実となったが、
メディアや党内の反応は賛否両論だ。

背水の陣で挑んだ選挙

AS20160714001437_comm
©asahi.com

今回選出された都知事は
五輪の顔

豊富な経験、安定力、日本だけでなく『東京都』という
日本の首都の存在を世界に発信出来る人物が必要だ。

その点に置いて、小池氏はキャリアと発信力では
申し分ない。

環境相、防衛相の閣僚経験者で、前回の都知事選でも
立候補を打診されていた。

しかし今回、党内根回しを行わず、いきなり立候補した小池氏に
対する風当たりは厳しかった。

勝手も負けても除名にする

だけでなく、応援も禁止という内部文書まで配布。
小池氏は、赤狩りに遭った脚本家状態だった。

そこまで小池氏を追い込んだ理由は、何故なのか。

影にあの元首相

小池氏は、過去に悉く、森元首相と政治的意見で対立した経緯がある。
その他にも、『都議会のドン』と呼ばれる、自民党の
内田茂都連幹事長と対立していた経緯もある。

しかも森氏は五輪組織委員会のトップ。
森氏が推していたのが舛添氏だっただけでに、舛添元知事の
今回の辞職と、小池氏の当選は不本意極まりない話だった。

何としても阻止するという意味で無理やり擁立した
増田氏に対しても、

安倍首相の応援演説のみならず、閣僚の応援演説すらなかった。

舛添氏の失態で、自民党本部は応援はこりごりというのが
本音だったのだろう。

何故増田氏は破れたのか

20160717-OHT1I50149-T
©hochi.co.jp
油雑巾に火とも言えたのが、増田氏の応援演説に来た有名人だ。

恩義があるとはいえ、元参議院議員で
お笑い界の大御所・西川きよし氏が応援演説に入ったのは、
場所は関西ではなかっただけでに、効果はなかっただろう。

それだけならよかったかもしれない。

石原慎太郎氏は、増田氏の応援演説で、対立候補を
ドナルド・トランプばりの口調で罵倒。

鳥越氏を『売国奴』呼ばわりし、小池氏を『厚化粧女』とのたまった。
こんな人物を応援に呼ぶ候補に誰が投票するだろうか。

その他にも、日本の開票結果速報にも疑問の声も挙がっている。

野党統一候補として、与党に持ち上げられた鳥越氏も、
準備不足だった上、選挙戦最大の敵とも言える
メディアへの対応不足も、
今回の選挙に置いて足をひっぱる事となってしまった。
torigoe_shuntaro
©biz-journal.jp


もしも鳥越氏が後、10歳若ければ、今回の都知事選。
結果は変わっていたと思うのだが、いかがだろうか。

ちなみに、小池氏は、ウエイトリフティング協会の会長という顔も持ち、
都知事選に当選しなければ、リオ開会式と、ウェイトリフティングの視察に
行くはずだった。

しかし今回当選したというので、行かないというのは、
どうも釈然としない。

東京五輪は、4年後、視察は行った方がいいのではと思う。

今、あなたにオススメ

ad



関連記事

蔵書一挙整理!寄附売る見極めまとめ

夏休みに入り、学生、専門学校生の悩みといえば、 家の中の蔵書の整理。 という人も居るかもしれ

記事を読む

【クリップボードマジすげぇ】クリップボード進化した?ケースやカバン一体型も!

クリップボードといえば、 ボードでしかなかった デクサスは、1969年にまな板の生産メーカー

記事を読む

職場に居る『不思議ちゃん』を撃退する処方箋とは

職場や趣味の集りで何かと問題を起すのが、俗に言われる不思議ちゃん 職場の不思議ちゃんは、他にい

記事を読む

【課長受難】抑えておくべき課長・係長・部下を持った時の心得

課長受難時代である。 管理職が固定給になり、残業代は出ない。 会社や部門次第では上の部長から

記事を読む

捨てられる傘に命を吹き込むCASA PROJECTが凄い

忘れ物No.1と言われるのが『傘』。 日本で年間約1億2000万本。 傘の修理代金は、購入価格の

記事を読む