ad
朝日新聞に連載中の『春に散る』が
今月末で終わる。
(C)asahi.com
朝日新聞朝刊の連載小説、沢木耕太郎さんの「春に散る」がもうすぐ完結と知ってすでに寂しくなってしまった。熱烈愛読中ですよ~❤
— soyuki@日光 (@soyuki10) 2016年8月26日
今日で217回目の新聞連載、沢木耕太郎『春に散る』。初めて挫折せずに読み続けてる新聞小説。『七夜物語』 は後半に入って挫折してしまったのでこのまま最後まで読みたいな。面白いです。
— carmina (@kyoko_203) 2015年11月10日
新聞連載を読み続けられない。
というジンクスを吹き飛ばした、この作品の魅力は何だろうか。
著者のファンでも先が読めない
(C)president.jp
著者の沢木耕太郎と言えば、多くのバックパッカーを生み出した名著
『深夜特急』で御馴染みでもあり、新聞連載では、
カシアス内藤を題材にした『一瞬の夏』以来実に
35年ぶりの連載
となった。
物語は、米国で複数のホテル経営をしている元ボクサー広岡が、
かつて教えを請うた名トレーナーの居る地、キューバに向かうが、
その後心臓発作を起こし、日本に帰国する事となる所から
本格的に展開していく。
そこで彼は、かつて所属していたボクシングジム、
真拳ジムの会長の娘で、現会長の令子に出逢い、
昔自分を含め『四天王』といわれていた元ボクサー、
佐瀬、藤原、星がどうしているのか訪ねていく。
沢木耕太郎さんの新聞小説「春に散る」が後半へ。僕も毎日読んでます。今後の展開もそうですが、まだ謎の多い広岡の半生、佳菜子の過去が気になってたまりません→「春に散る」四人の行く先はhttps://t.co/dCYinDFWkL
— 広部憲太郎 (@Becky7712) 2015年11月25日
そこから、広岡が不動産を斡旋して貰った業者の受付・佳奈子や、
居酒屋で出逢った、広岡のかつての対戦相手の息子・翔吾が関り、
物語は思わぬ展開を見せていった。
(C)asahi.com
その様は、著者・沢木氏のファンであっても、展開が読めないらしい。
#朝日新聞 の #沢木耕太郎 の#春に散る はあと5回で連載終了。解決されていない布石がまだいくつかある。今まで俺の予想は全部外れた。ここまできたらクロスカウンターしかないだろうと思うが、また外れてしまうのか。40年近くこの人の作品を読んできたが続きが読みたいと思わせてくれる。
— – – – (@845tk) 2016年8月26日
物語の展開の巧さというだけでは片付けられない、
読み続けられる新聞連載の魅力とは何だろうか。
高倉健をイメージして作った主人公
『春に散る』は、沢木氏が著者という事で、
読もうとトライした人も多いはずだ。
その中には、
初めて新聞連載を読んだという人も居る。
それが続いているという事は稀有な事だ。
沢木耕太郎さんの映画評がとても好きで、ただそれだけの理由でボクシングには興味がないくせに朝日新聞連載小説「春に散る」を読み始めたという。でもこれが面白くて今では朝刊を手にすると一番最初に読んでるくらい朝の楽しみ。その「春に散る」が本日朝刊の特集記事に。
— m-nao (@imaima0221) 2015年11月25日
沢木氏は、主人公の広岡を高倉健をイメージして作ったらしい。
広岡だけでなく、沢木氏は、高倉健をイメージして作った話が
何本かあるらしく、『春に散る』は高倉氏の生前に沢木氏が
概要を話したものの1つだったそうだ。
だが残念な事に、高倉健は、自分のイメージではないと
断ってしまったらしい。
いつも読んでるけど、今回の広岡さんのセリフいいなあ〜(´д`*)
本当にその通りだと思う。より自由になるためにトレーニング(訓練・努力)するんだよね。そう思うと楽しいよ(・∀・)春に散る:379 沢木耕太郎:朝日新聞デジタル https://t.co/w9Tbsvl8MC
— とぶとかげ (@doxob73) 2016年4月25日
それだけでなく、各キャラクターが魅力的で、その
さりげない台詞に魅力を感じるのか、連載を読み続けている人が
ツイッターで、心に響いたセリフをつぶやいているのも目立つ。
沢木耕太郎「春に散る」(朝日朝刊連載):初老の元ボクサー4人が教えた若者、翔吾が試合に出る。ジジイに面倒見てもらってるのか、とヤジが飛ぶ。セコンドを務める男はにらみ返すが、翔吾は笑いをこらえきれなくて体を揺すっている……なんかいいなあ。胸がいっぱいになった。明日も楽しみ♪
— yocameg3184_fk (@stacora_pp) 2016年5月25日
春に散る:395 沢木耕太郎:朝日新聞デジタル https://t.co/fjJ6UsDXLM "「俺は……勇気がなかった」
「そんなことはない」
「リングの上では勇気のあるふりをしていたが、リングを降りた俺は臆病者だった」"— 岩田 敏秀 (@toiwata) 2016年5月11日
「親というのは、意識するかどうかは別にして、どこかで、自分の命を子供に分け与えることを受け入れた人がなるものだと思います」__沢木耕太郎『春に散る』(朝日新聞連載)より。
— yocameg3184_fk (@stacora_pp) 2015年12月3日
単行本売れ行きも期待出来る
連載終了にして、この小説もはや
単行本が待ちきれない
という読者が出てきているから驚きだ。
(C)twitter.co.jp
毎日読んでいる人も居るのにである。
朝日新聞連載小説、沢木耕太郎さん『春に散る』がそろそろ終わりそうで寂しい。と同時に単行本が楽しみなので待ちきれないという(^^)
— ケケゆい (@kekeyui) 2016年8月9日
朝日新聞掲載中の沢木耕太郎さんの
「春に散る」
ボクシング嫌いなハズなのに
紆余曲折ありながらも青春しているおじいちゃんたちと成年の姿に
どんどん引き込まれて行く
書籍として発売されたら
また、読みたい。 pic.twitter.com/uRZx3pYbI6— なまたまこ (@nabedonabe) 2016年4月2日
毎日まめに切り抜いて連載を保存している人の中には、
『朝日新聞』朝刊で連載中の、沢木耕太郎さんの「春に散る」がとても好きで、毎日楽しみにしている。連載が終わってしまったら、いずれまとまって単行本になるのだろうが、その際に中田春彌さんの、物語に相応しい挿絵が大幅に削られてしまうと思い、掲載されている文化・文芸面はすべて保存してある。
— 田中 大介/Daisuke TANAKA (@arinkou) 2016年2月2日
原版を捨てられないという人もいる。
こうした人は、かさばるのであればスキャンして『自炊』するしかないだろう。
どちらにしても、沢木氏の『春に散る』は、
ボクシングや新聞連載に何の興味も持たなかった人を
巻き込んだという点では成功なのではないかと思う。
今、あなたにオススメ
ad
関連記事
-
-
DeNAモーガン選手退団か・・・?その理由は?
どうして?DeNAモーガン退団か・・・ wikipedia DeNAからアバヨ?モーガン流失
-
-
毎日育英会はどんな仕組みになっているの?新聞奨学生のメリットとデメリット、口コミをご紹介します!
経済的に自立した上で学生として学ぶことができるというメリットがある「新聞奨学生」その中でも今回は
-
-
廃車無料!高リサイクルを誇る会宝産業って?
8月14日は『リサイクルの日』と言われています。 洋服はリサイクルに出す、空き家になって困って
-
-
土用と節分の意外な関係って?
土用の丑の日と言えば、鰻ですね。 ところで、土用の丑の日に、何故鰻なのでしょうか。 鰻を
-
-
徳洲会グループ着服、満たされぬ喜び
医療法人徳洲会グループの関連会社から3千万円を着服したとして、業務上横領容疑で、同会元事務総長で医療
- PREV
- 9月上映おすすめ映画
- NEXT
- デパート友の会の積立:1年間で1万円キャッシュバックでお得!