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徳洲会グループ着服、満たされぬ喜び

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医療法人徳洲会グループの関連会社から3千万円を着服したとして、業務上横領容疑で、同会元事務総長で医療コンサルタント、能宗克行容疑者を逮捕しました。他にもコンサルティング会社への顧問料名目などで総額約3億円を着服した疑いがあり、捜査2課が全容解明を進めていくそうです。

徳洲会グループから3千万円着服、元事務総長を逮捕 警視庁

http://news.yahoo.co.jp/pickup/6099322

金銭感覚のマヒでは

お金に関しての徳洲会の一連の事件の中で贈収賄とはまた違う事件ですが、こういうことが横行するというのはやはり、「金銭感覚が麻痺している」という意味で一連の事件との共通点があると言えるように思います。

猪瀬東京都知事の借用書(借用証となっていましたが)に関しても、普通ならば金額を変更できないように円マークを頭につけるとか漢数字を使うとかといった工夫をするのが一般的ですが、あの借用書の真偽はともかく見た感想として、まともな金銭感覚があったら作り得ないものだということは確かに感じられます。

「喜び」の感じ方

私は毎日百円や一円を工夫して生活するごくごく普通の庶民ですが、そういう工夫がうまくいくととても楽しい気分になりますし、窮地に立たされて何とか切り抜けるといった、徳洲会の人からすれば「カモ」に思えるような生活をしています。

でも、精一杯人生を生きているし、人生で学ぶこともまだまだ多いと思っています。ウィキペディアで徳田毅氏の来歴を見ましたが、同じ大学の同じ学科に二度入って卒業できなかったという学歴を見て、この人は残念な人だと思いました。

選挙で勝って政治家になり権力を行使する楽しみ、お金で人を思い通りにする楽しみ。それを私は経験してはいませんが、学生時代に真剣に学ぶことに取り組んで、自分なりの学び方を見つけ、社会人になっても様々なことを学んで、時には人に教えて、そういうプリミティブな喜びがあれば、他のものはある程度揃っていれば十分です。

お金や権力には際限が無いです。「満たされる」という喜びを知らない人達を私は悲しい人達だと私は思います。

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