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【こち亀最終巻】こち亀最終巻・何故40年続いたのか

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『こち亀』こと、『こちら葛飾区亀有公園前派出所』が、17日発売の
最新号で最終回となる。

JR東日本常盤線・亀有では、集英社が駅ジャック広告を
今月30日まで行う大盛況ぶり。

私自身『こち亀』のない『週刊少年ジャンプ』というのは、
いまだ信じられない。

ここまで連載が続いた所以は何だろうか。

最初は1話2週間だった

『こち亀』は、元々1976年に新人賞の作品として応募された物だったらしい。
当時の選考委員で、秋本氏を担当していた集英社社長の堀内氏によると、

最初は1話描くのに2週間かかっていた
という。

派出所ではネタが続かないという秋本氏に対して、堀内氏は、
週刊連載させる為に、効率よく描く事と、

まず10話(1巻)からやってみようよ。
・・・と言ったそうだ。

ご存知の通り、ジャンプの連載基準は、移ろい易く厳しい。
巻末の読者アンケートの結果で、13週(1巻)打ち切りもザラにあり、
日の目を見ない漫画家も沢山居る。

ただ続くだけでなく、様々な読者層を40年捉え続けた理由は、まだありそうだ。

体調・作品の自己管理がしっかりしていた

作者の秋本氏曰く、週刊連載を一度も落とないのは確かに厳しかったが
描く事は楽しかった

という。
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(C)秋本治・アトリエびーだま/集英社

秋本氏曰く、日曜は必ず休みにし、アシストも自分もタイムカード制で
時間管理して働いていたという点は、体調管理に繋がっていたと思う。

また
最初の4ページで読者をひきつけなければいけない
という著者の考えが、いつの時代に読んでも面白い漫画になったと思う。

派出所という設定を逆手にとり、三億円事件からドローンまで、
事件やトレンドを取り入れたのも世代を問わず人気を得た理由だろう。

その一方、秋本氏が、評価されるべきなのは、自作の中で、

時代に添ぐわなくなったと、思われる表現があれば、
例え過去に出版した作品でも一部手直しをしていた事だ。

読者や担当から指摘される前に自発的にしていたという事は
尊敬に値する。

描いたら描きっぱなし、矛盾があってもマニアやファンに
大目に見て貰っていた漫画家が時代と共に消えていくのをみれば明らかだ。

終わりというよりお開き?

一度も休載せず連載を続けた少年漫画としてギネスに
認定されたばかりのこの漫画。
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(C)秋本治・アトリエびーだま/集英社

締め切りを落とさない秘訣は、常時数週間分ストックし、
旅行にいける程の余裕を持っていたという事だった。

アシストは、背景、人物も殆ど描けるプロ集団で、
現在は、秋本氏がネームを描き、アシスト集団が仕上げるという
段取りになっていたといっても過言ではない。

こうした背景もあり、一旦連載お開きという事も考えられる。


何はともあれ、40年の区切りなので、次は東京五輪の時にでも
『こち亀』の復活を見たいと思う。

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