【敬老の日】敬老、お彼岸に見たい映画3作

敬老の日や、お彼岸といえば、
お年寄りを労わりましょう。

と昔は言いましたが、どうでしょうか？
暴走老人に気をつけろとは言われますが
近所のお年寄りから人生に必要な事を教えて貰う
という事も少なくなっている気がします。

そこで今回は、
敬老の日やお彼岸にこそ観たい映画を紹介いたします。

アトランティスのこころ

(C)Warner.pro
『スタートレックビヨンド』が遺作となったアントン・イェルチンが
子役でデビューした作品。

父親が失踪した家庭に下宿人としてやってきた謎の老人
テッド（アンソニー・ホプキンス）。
11歳のボビー（アントン・イェルチン）は不思議な雰囲気を持つ
テッドに惹かれるが、ボビーの母リズ（ホープ・デイヴィス）は、
胡散臭い顔をしていた。

欲しい自転車も買ってもらえず、母親から干渉され、うんざりしているボビーに
テッドは、新聞の読み聞かせを頼み、お小遣いを渡す･･･。

子供時代に『誰かの役に立っている』という自覚が出来れば
それが人生観の確立に繋がる。
母親からあわや否定されそうになったボビーはテッドと出逢う事で
自分の人生にとって何が必要なのか、短い間に全て教えてもらう。

映画のクライマックス、何者かに狙われ車で連れ去られていくテッドは
去り際に、リズとボビーが自由になれるお金を残し
『君の事は何があっても忘れない』といい去っていく。

ボビーにとってテッドは親以上の存在になったかもしれない。

ミス・ギャングスター

（C)2010 LOTTE ENTERTAINMENT.All Rights Reserved.
アパートから立退きを迫られているジョンジャ（ナ・ムニ）、
子連れ出戻り娘と暮らすヨンヒ（キム・スミ）、
キムチ工場のパートのシンジャ（キム・へオク）は
息子（チャン・ウォニョン）夫婦に稼ぎをあてにされる始末。

平均年齢65歳のこの3人の夢は、家族放り出してハワイ旅行に行く事。
しかし旅行代理店に振り込もうとした窓口で銀行強盗に出くわし、
強盗に旅行代金を持ち逃げされてしまった。

銀行から旅行代金を補償出来ないと言われた3人は、
強盗の中の下っ端・ジュンソク（イム・チャンジョン）を掴まえ、
銀行強盗の方法を伝授して貰う事にする･･･。

主演の3人の、おばさん強盗を演じる女優は

いつ休んでるの？
という程、本国では売れっ子の大女優ばかり。