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今回、舛添要一東京都都知事が、政治資金問題で
辞職に追い込まれた。
辞職に追い込まれた背景は、金銭問題ではなく、
過去に詰まれた問題があるとして、
経歴から舛添氏を追っていく事にする。
元々は苦学生
舛添氏は、1948年(昭23年)北九州市八幡東区出身。
中学2年の時に父親を亡くしてから、苦学の道を歩んだ。
成績は常にトップの奨学生、
陸上部所属から東大法学部に合格。
文武両立の鏡とも言える生徒となる。
(C)zakzak
都知事を務めるまでは、参議議員を2期つとめ、
その間に、自民党政策審議会長、厚生労働大臣を歴任していた。
自分に甘いだけだった
舛添氏は、自民党時代、第8~10代目の厚生労働大臣を歴任していた。
薬害肝炎患者の全員救済など、素晴らしい功績を残す一方で、
今回の事件が発覚した以上、素直に喜べない過去の功績が出てきた。
’07年8月下旬に、社会保険庁や社会保険事務所職員による、
年金保険料の着服問題が発覚した際
『盗人には牢屋に入ってもらう』と言ったのは当時、厚生大臣だった舛添氏である。
横領確認されていない職員から抗議を受けた際には、
『小人(しょうじん)のざれ言に付き合っている暇はない』と一蹴した。
当時は、保険料着服問題追求をやってのけた舛添氏の正義感と追及ぶりに、
拍手を送った人もいたかもしれないが、今となっては、
自分に甘いとしか思えない。
それが今回自分が追求される側に回ると、
誰が見ても政治の役に立たないマンガ本から、
必要のない飛行機のファーストクラスの運賃まで、
政治資金頼みだった事をいい訳している。
だからこそ、庶民だけでなく議員からも猛攻撃を受けたのだ。
そして自民党からも『いい加減にしてくれ』と言われた所以は何なのか?
最悪の事態が起こるまで止めなかった理由とは
舛添氏の公の場の発言は、時として物議をかもす。
その原因は発言前に『塾考』しないのが原因であり、それは
思いついた事が、口からそのまま出て来る
オバサンと同じである
自民党としても、『苦学の末に入党してきた議員』として
舛添氏を売り出しただけに、失言暴言の度に、自分で
化けの皮を剥がし、党の名に傷をつけるだけでなく、
対立を及ぼすようであれば、追い出すしか仕方がない。
実際に、舛添氏は、’10年に自民党を離党。
その後、新党改革代表となり一悶着を起した後に、
東京都都知事に当選している。
自民党内でも
『一番自民党が苦しい時に勝手に出て行った』
『金の使い方がセコい、セコすぎる』
とヤジが収まらない。
都合のいい時はお祭騒ぎで舛添氏を推していた人間までもが
手の平を返す理由は他にもあるのだろう。
中途半端な政治家はいけない
舛添氏ほどではないが、政治資金という名目で、平然と
自分の欲しい物を公然と手に入れてきた政治家は居た。
ただ、彼らと舛添氏の違いは、金の使い道だ。
彼らは豪快に使い、それが第三者の目から見ても、
政治の役に立つとわかっていたからだろう。
そこに輪をかけたのが、舛添氏の女性問題である。
舛添氏は、フランス留学時代、議員の片山氏、
現在の15歳年下の女性と、3度結婚しているが、その間に、
泥沼の浮気、不倫劇があり、2人も愛人が居て、
愛人が子供を産んでいたというのだ。
その醜いいい訳ぶりと、不倫発覚時の舛添氏の無様な逃げ方は、
同情の余地がない。
舛添氏が、辞職前に
『議員はやめたくないが、子供が学校で今回の件で苛められている』
と嘆いていた時は、察しのいい人であれば、
全ては貴方が悪いから責任を取るべきだ
と思っただろう。
今回の舛添氏の、都知事の辞職を経て思ったのが、
いまだに日本の政治家は、男性、しかも中高年目線で
選ばれているという事だ。
多少の金銭、不倫、失態があったとしても隠せるという
自分に甘い政治家が選挙で選ばれてしまうのが
何よりの証拠である。
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