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エコバックで一世風靡したセレクトショップのCherが、3月末をもって閉店する。
©cher4649.sakura.ne.jp
5月末には中目黒のオフィスもクローズ予定で、残るのは昨年12月に起こした古着リメイクブランド『Malion』のみ。
鎌倉店を8月まで残し、今年中にブランドに幕を下ろす事になる。
エコバッグが人気を集めた「シェル(Cher)」が全店舗閉店へ。22年の歴史に幕https://t.co/YLz17gaMPi#シェル #閉店 pic.twitter.com/JuIhK1ECw3
— Fashionsnap.com (@fashionsnap) 2017年3月1日
旗艦店である代官山店も2年前にリニューアルしたばかりだというのに、何故だろうか。
自社ブランドを持つセレクトショップの先駆け
シェル(Cher)は、’95年、原宿キャットストリートの裏手にセレクトショップとしてオープン。
美脚ジーンズとして今は有名となった『アールジーン』にいち早く目を付け、’97年には自社ブランド2つとインポートの二本立てを織り交ぜた商品展開を行った。
©hatena.com
Cher全店閉店なのか~めっちゃ流行ったよね…エコバッグしか持ってなかったけど、青春時代風靡してたものが終わると知るのはいつだって寂しい…
— ゆきえ@春コミ東2/東ネ27a (@yyykee) 2017年3月1日
Cher代官山が今月で閉店とは…寂しすぎる。高校卒業後、なにかと購入していたブランドだけにこれからどーしよう…
— 庵(イオリ) (*´˘`*)♡ (@bz_kaorin) 2017年3月1日
自社ブランドも、ベーシックラインの『フルーツケイク』と、お出かけ様の『ビアンカ・クローゼント』の2つに分け、そこにエコバックの人気が加わり、女子の憧れのブランドに急成長した。
引き際が見つけられなかった
しかし’15年にシェルは急きょ会社誕生20周年で、ブランディング変更や旗艦店全面改装など、斬新的改革を行う。
この時点で、以前のcherファンがかなり去っていったかもしれない。
©cher4649.sakura.ne.jp
新ブランドBeautifully Unruly(ビューティフリー アンルーリー)を立ち上げ、何者にも縛られない女性をイメージしファッションを提供しようとしてきたはずだったが、巧くいかなかったのかもしれない。
代官山のCher閉店か。何回か行ったなぁ。エコバッグ持ってるけど、欲しいと思う洋服は高くて滅多に買えなかった(><)
— *.☆JIJI☆.* (@jiji_catxxx01) 2017年3月1日
山崎嘉子社長は、仕事は大好きで、趣味の延長で遊ぶように楽しく働いていた。夢の中ですら仕事をしていた22年だった。
でももう何年も前から、自分たちの『引き際』というものについて考えてきたとコメントしている。
熱狂的に支持されていたブランドの末路なだけに、ファンとしては心残りだろう。
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