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うっかりミスが、溜まるといつか大事になります。
大事になったが最後、
自分ひとりの力では解決できない問題となり、
部署、企業、取引先にまで損害を与える事となるのです
では、個人の処理範疇で収められる
うっかりミスを防ぐには、どうすれば良いのでしょうか。
どの程度個人ミスが溜まると大事となるか
企業にダメージを与える大事をインシデントと呼びます。
米ハーバート大の、ウィリアム・ハインリヒ教授は、
1つのインシデントの裏側には、
29の部署内で処理できるミスと
300の個人で処理できすミス(ヒヤリハット)が隠されている
と提唱しています。
彼の提唱から、個人のミスが積もると
企業に重大な損害を与えかねないこの法則は、
ハインリヒの法則
と呼ばれているのです。
個人のミスを客観的かつ即座に分析する
個人のミスがあわや『企業や部署に損害を与えかねない』
状況は多々あります。
現代人は慢性疲労を抱えながら仕事をしているので、
常に『ヒヤリハット』と向き合っているといっても
過言ではありません。
呑みに行く、スポーツで気晴らしをするという事は、
抜本的対策にならないのです。
ではどうすればいいでしょうか。
まず、
個人で処理したミスを具現化する事から始めてみましょう。
これは社会人だけでなく、受験対策にも役立つ方法です。
ミスの内容をSW1H(When,Where,Who,What,Why,How)に
分けて分析する事です。
ある程度、分析した『自分のミス』のデータが
纏まってきたら、さらに篩いにかけていきます。
そうすると、
あわや部署や企業に損害を与えかねなかった
ヒヤリハットなミスが10回に1回は浮上してきます
例えばこの様な例です。
展示会の機材を調達してくれと頼まれていたのに、
自分は他の部署が調達してくれると思い込んでいた。
(思い込みによるヒヤリハットミス)。
当日まで何もせず、当日になって部署内の同僚に言われ気がついた。
当日は、同僚のつてで機材を調達できて事なきを得た。
この様なヒヤリハットミスを分析するには、
自分自身を客観視出来る能力が必要です。
頑固で主観的、プライドが高いのに、周囲を
言いくるめる能力は高いヒヤリハット型の人は、
ある意味企業の損失になります
イベント企画者がしくじる事があるのは
この為です。
ヒヤリハットミスが蓄積している状況を
誰にも忠告されないまま暴走機関車の様に突っ走り、
インシデントを出して失脚します。
ヒヤリハットを防ぐ方法とは?
では個人のミスが企業の重大な損害となる
ヒヤリハットを防ぐには、
他にどの様な対策があるのでしょうか。
他にはその日の体調をスマホでO△×でつけ、
一言付け加えるメモを用意するといいでしょう。
医学的に見ると、
健康とミスはつながりがあります。
その他にも、
不安に邪魔されていると感じると人は
不安を抑えこむ方にエネルギーを感じるので、
ミスを連発しない様にすることも大事です。
小さなミスはその場限りで押さえ、
積極的にミスの原因を探り活用する事が、
大事にならない最大の対策法です。
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