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上司や尊敬する人から、フィードバックを貰えるのは
絶好の機会です。
この際に成功に繋がる良いアドバイスを貰えるチャンスです。
それと同時に、役に立つフィードバックをくれる上司を
見極める目も持たなくてはいけません。
フィードバックは能力向上が目的
私たちがフィードバックを貰う理由は何でしょうか。
ズバリ
能力向上のメリットがあるからです。
この点を踏まえ相手がフィードバックをくれる人なのか、
それとも、単に部下に愚痴をいいたいだけの上司なのか、
見極める必要があります。
自分の意見に『そう思います』『そうだよね』という
同調を主に求める直属の上司がいます。
たとえ仕事ぶりが優秀だとしても、その上司からの
フィードバックは将来あてにはならないものとなるのです。
部下に本や映画を薦める上司は部下のここを見抜く
年輩の上司の中には、映画や本を読んで先人から
勉強しろという人も居ます。
彼らの哲学としては、
1から10まで教えるべきではない
というものです。
貴方がもし、テニスが上手くなりたいと上司に言ったとします。
ここで上司に本を読むなりDVDでも借りてから
練習しろと言われたとしましょう。
上司は、どこを見ているでしょうか。
錦織圭選手などの有名な選手の自伝を読んだだけの部下と、
具体的なテニスのメゾット、プレーが書いてある
初心者むけの本を購入した部下、どちらを評価するでしょうか。
上司は後者を評価するかもしれません。
何故なら、テニスを実際にこれからやるという事に繋がる本は
後者の本なのです。
上司が『本を部下に読ませる』という事で見抜いたポイントは
『今後部下がビジネスで遭遇するケースを想定し、
それに相応しい行動がとれるかどうか』という事だったのです。
私は以前、仕事柄自分と全く違うライバルが多く居る部下に
映画『RUSH~プライドと友情~』を薦めた事がありました。
彼は部署内は大ぼらを吹くのに、
大事な商談を前にするとプレッシャーから『逃げ』と『守り』に入り、
一週間前から家で『名犬ラッシー』のDVDを観ているという
強気の小心者だったのです。
お客様や取引先に対しても、彼の唯我独尊な態度は上司として
是正して貰いたい、この映画を観る事で、勇猛果敢かつ
尊厳ある人間とは何かを学んで欲しかったのです。しかし
映画館の周りを2時間ほどうろうろしましたが
観ずに帰ってきました
と彼はヘラヘラ笑いながら報告してきたのです。
こんな部下にいざという時の決断はできませんし、
過去に遅刻や欠勤も多く、仕事は任せられないので、
私は担当を外す事を決意しました。
いかがでしたでしょうか。
フィードバックを貰う時にもコツがありますが、
与える側の意図もきちんと見抜かない事には、
折角のフィードバックも水の泡となります。
その点は覚えて置きましょう。
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