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【ハイアールアクア】オモシロ白物家電に挑むハイアールアクアって何だ?

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部分ヨゴレを落とすハンディ洗濯機。
空気の力で洋服をクリーニングする機械。
中身の見える洗濯機。

これ全て同じ家電メーカー
ハイアールアクアのものなのです。

異業種の参入だからこそ新しい

ハイアールアクア(現:AQUA)は、
’12年に、パナソニックから、旧三洋電機の洗濯機、
冷蔵庫などの白物家電部門を買収して出来たもの。

現社長の伊藤嘉明(よしあき)氏は、
全くの異業種からの参入というのだから驚きである。
Hier_Ito-san
日本コカ・コーラやデル米国本社、レノボを得て
彼が白物家電業界に生み出した考えとは


これから白物家電は実用と好き嫌いで買うべきだ

というもの。

これがハイアールアクア商品のヒットの原点となっている。

購買層をあえて男性に向ける戦略

ハイアールアクアのヒット商品で、
まず浮ぶのはハンディ洗濯機コトンだろう。
coton
オゾンの力で繊維の汚れを浮き立たせ
染み抜きをする地球に優しいというコンセプトは、
旧三洋電機のお家芸だ。

そこに消費者が買いやすいデザイン性も加えた事で
人気に火がついた。

社長曰く
いつも使っているものから
ワクワク感を得る事が大事

という概念で、

冷蔵庫にスマホの様なカバーをつけるのはどうかという、

Colo-mo
という商品もリリース。

reizouko
購入者の7割が男性という点は頷ける。

家電を実用買いするのは女性、好き嫌いで買うのは
男性に多いからだろう。

ハイアールアクアと日本家電メーカーの違いは

ハイアールアクアの製品と、日本の白物家電の
大きな違いがある。

日本の白物家電は、商品開発が行なわれる度、
消費者が使い方を覚えきれない程の付加価値が付与されている。

消費者からしてみれば、付加価値として必要なのは

この3点だけである。

ハイアールアクアの商品は、見事にこの3点に絞られて商品開発が
行なわれている。

その点、日本の家電商品開発部門は
見習うべきではないだろうか。

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