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ファン待望の『相棒14』が2015年10月からスタートした。
今回の相棒は、反町隆史。
初回、第二回目の視聴率も上々の反町相棒。
どの様な内訳になっているのだろうか?
反町が演じるのは法務省官僚
今までの相棒の設定が警察官だったのに対し今度は
法務省キャリア官僚
見た目のクールさと裏腹に、真実を突着とめる現場主義である事から
警視庁特命係へ『お客様配属』になった変り種という設定。
そこに、前回の相棒・甲斐亨(成宮寛貴)が、まさかの逮捕という
退場劇に賛否両論が出た為、今回の相棒探しは難航していた。
数々の俳優、女優の名前が新相棒の候補に挙がった中、
反町に決定した所以はどこにあるのか?
最初の相棒候補は仲間由紀絵だった?
反町隆史の前に相棒の候補に挙がっていたのは
過去に『相棒』にゲスト出演していた。
水谷本人との相性もよかった。
映画『TRICK』のプロデューサーが『相棒』に異動した為、
是非次期相棒にと、ゴリ押しに近い売り込みがあった。
という三点に絞られる。
その証拠に仲間由紀絵の役名が
社美彌子(やしろ・みやこ)
と『TRICK』を思わせる役名になってるのが
解せない話なのだ。
過去の相棒は
全員男性。名前がKで始まりUで終わる
という説がある。
その上、仲間由紀絵は、故・森光子から引き継いだ
『放浪記』に穴をあけるわけにはいかない。
ファンの目から見れば、通説は守って欲しいという
ものもあったのではないかと思う。
相棒の原点は『刑事貴族2』
『相棒』の人間関係そのものは、主演の水谷豊と
初代相棒・寺脇康文の関係から始まっていると
いっても過言ではない。
水谷は’90年に放映された舘ひろし、郷ひろみ主演の
刑事シリーズ『刑事貴族』の続編を引き継いだ。
キザで日本人離れした設定と暗澹たるストーリー展開は
視聴者の指示を得られず、視聴率は降下。
そこでキャスト総入れ替えで主役に抜擢されたのが
水谷だった。
容疑者を留置場から出して泳がせるのは日常茶飯事ながら
洞察力、推理力の鋭さから今の地位を確保しているという
現在の右京キャラの原点がここにある
対する寺脇の立場は、不動産業など数々の職を転々とした末に
警察官になった変わり者で、
警察官なのに『ポジティブな占い』しか信用せず、何故か
水谷と組まされる相棒的存在だった。
この『刑事貴族2』の成功が引き金となり、
水谷は最初の相棒に『熱中時代』から
水谷のファンだったという寺脇を選んだ事となる。
その後の二代目相棒・及川光博、三代目相棒・成宮寛貴を経て
今回の相棒、反町隆史なのである。
今回の反町相棒、出だしから久々に水谷と対等に渡り合える
相棒を見れたのは、相棒ファンもようやく納得できる相棒が
みれたと思っているのではないだろうか?
2クールといわず、もう少し反町相棒に粘って欲しいと思う限りである。
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