LINEで「死ねよ」で相手が自殺、慶応大3年生逮捕される。メンヘラ女性との付き合い…

軽い気持ちで「死ね」はいうな？

女翌日午前５時ごろ、東京都港区の自宅マンション８階から女性が飛び降り自殺をしました。

無料アプリ「ＬＩＮＥ」で、前日に別れた男性に「死ねよ」などのメッセージを送られ、自殺を決意したということで、メッセージを送った慶応大法学部３年、渡辺泰周（たいしゅう）容疑者（２１）が自殺教唆罪で逮捕されました。

【以下引用】

スマートフォンで「死ねよ」などとメッセージを送り、交際相手の女性を自殺させたとして、警視庁三田署は２１日、川崎市中原区木月住吉町、慶応大法学部３年、渡辺泰周（たいしゅう）容疑者（２１）を自殺教唆容疑で逮捕したと発表した。同署によると容疑を認めているという。

逮捕容疑は昨年１１月８日午後６〜８時ごろ、スマートフォン向けの無料通信アプリ「ＬＩＮＥ（ライン）」で、同級生の女子学生（当時２１歳）に「お願いだから死んでくれ」「手首切るより飛び降りれば死ねるじゃん」などと計７回のメッセージを送ったとしている。女性は翌日午前５時ごろ、東京都港区の自宅マンション８階から飛び降り自殺した。三田署は通信記録の解析などを経て今月１９日逮捕した。

同署によると、女性はメッセージを受信後、「何でそんなひどいことを言うの」などと返信。友人には自殺をほのめかすメールを送っていた。２人は１年以上交際していたが、事件前日に女性から別れ話を切り出したという。【松本惇】

引用元：毎日新聞「自殺教唆容疑:交際相手にスマホで「死ねよ」　慶大生逮捕」

事件前日まで付き合っていた相手に言った「死ね」が本心だったとは思えないですが・・・

ツイッターでは以下のような意見が述べられていました。

自殺教唆が話題になっていますが「死ね」って言う方にも非がありますけどそれくらいで本当に自殺してしまう方も精神的に問題がある気がしますね。

— ロジカル (@ronrikezai) 2014, 2月 21

死ねよって、７回ゆっただけで自殺教唆になって逮捕なんやねん！んなこと誰でもゆーてるやん。 — ○らのゆー○ (@rano1027) 2014, 2月 21

慶應法学部か我々の後輩ながら情けない。自殺教唆のおそれなんてわかるだろうが。あれか法律やなくて政治学科か。あほめ — 島津屋 (@mituduri) 2014, 2月 21

何故「死ね」と言っただけで逮捕？という意見もあるようですが、法律的にはやはりアウトなのでしょうか。

自殺教唆罪とは？

ここで自殺教唆（じさつきょうさ）罪について調べてみました。自殺教唆罪とは刑法第202条に規定されている罪の総称である「自殺関与・同意殺人罪」のなかの一つのものです。まず前提として、自殺教唆罪が成立するためには、教唆行為によって相手が自殺の意思を新たに生じたといえる場合でなければなりません。だから、「死ね」と言って相手が自殺したとしても、もともと自殺する意思がある場合には、自殺教唆罪は成立しません。よって「死ね」という言葉によって新たに自殺する意思が芽生えた場合に限って、自殺教唆罪というものが成立するそうです。

今回の事件の真相は…メンヘラだった

この事件、本当に上記自殺教唆罪が成立するのかな、と興味があってネットで調べてみたら、なんと自殺した女性のツイッターを発見しました。自分の名前を「メンヘラ神」と名乗り、いかにもやばそうなツイートばかり。今回の事件のLINEの画像や、リストカット、心中の画像なども投稿されていました。チラっとみたところ、私はもともと自殺の意思があったんじゃないかと思いました。自殺前日の11月7日には「心中」と称して彼と自殺を図ったようですし、死ぬ意思はもともとあったと私は思います。しかしメンヘラは、死にたいからリストカットをする訳ではない、という話を聞いたことがある。血を見て落ち着き、生きているということを実感するらしいです（？）。私には全くわからない世界だが。