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やる気を出す方法・出させる方法~内発的動機を考える~

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やる気が感じられないとか、やる気がでないとかいう人いますよね。

自らやる気を出す方法だったり、やる気を出させる方法について調べてみたので参考になればと、書いてみました。

主にやる気を出す方法を書いていますが、それを他人に置き換えて考えてみることによって、その人物のやる気を上昇させることもできると思います。

内発的動機と外発的動機について

この話をする前に、まずこれらの話を。

内発的動機づけ

内発的動機づけとは好奇心や関心によってもたらされる動機づけであり、賞罰に依存しない行動である。(中略)一般的に内発的動機づけに基づいた行動、例えば学習は極めて効率的な学習を行い、しかも継続的に行うことができる。これを育てるためには挑戦的、選択的な状況を想定して問題解決をさせることが内発的動機づけを発展させるものと考えられる。内発的動機には感性動機、好奇動機、操作動機、認知動機などがある。

外発的動機づけ

外発的動機づけとは義務、賞罰、強制などによってもたらされる動機づけである。(中略)外発的動機づけは内発的動機づけと両立しうるものであり、また自律性の高い外発的動機づけは内発的動機づけとほぼ同様の行動が見られる。

(wikipedia)

この2つの動機を効率的に組み合わせていくことによって、やる気・モチベーションの上昇へとつながっていきます。片方だけでは、うまくはいくケースが少ないです。

例えば、なぜ権威主義的で階層的、形式的な部下の支配などがやる気が続かないか?それは、自分で行動するという「内発的動機」がないからです。

4つの内発的動機

トーマスという心理学者が「4つの内発的動機」について指摘しています。それは

意味があるという感覚

自分で行動(選択)できるという感覚

進歩しているという感覚

自分はできるという感覚

の4つです。

この4つの感覚を得ることによって、やる気がでます。

しかし、この感覚を得てもやる気が起きないという場合があります

それは、①「意味がある」けれど④「できない」という場合です。

自分のやっていること、やりたいことには意味がある!けど自分の能力ではやりきれない・・・。

こういう場合には、「外発的動機」をプラスすればいいんです。できない」部分を他人にサポートしてもらうことによって、負のやる気を消すことができます。

具体例

ちょっと分かりづらいかもしれないので、具体例をあげておきます。

進学

高校生で、受験勉強のやる気が出ないケースを想定してください。

大学に進学をすることを決意したのは「自分で選択(+)」したとします。しかしやる気がでない。

その原因を探ると「自分はできない(-)」「進歩を感じられない(-)」という感覚があることを知ります。

この部分をサポートすることによって、やる気の向上につながります。

例えば「自分はできない」に対するサポートは「自分のレベルにあった塾に通う」だとか。

そのあとに「進歩が感じられない」場合は、「模試を受ける」だとか。

ちょっと例が適切かどうかはおいといて、このように(+)(-)(-)だったものを(+)(+)(+)に変えることによってやる気が出ます。

改善しない場合

それでもやる気が出ない!

そんな時はまず、内発的動機についてもう一度考えてみます。上記の例でいうと「自分で選択」となっていますが、「本当に自分の選択なのか?」と問いただします。

それが曖昧な感覚であった場合、それを無理やり「自分の選択だ!」と思い込もうとはせずにもう一度熟考してみましょう。そしてどう考えても自分の選択ではない、と思えばやめてしまっていいんです。自分の意志に反することですから。

もし「自分の選択である」と思うことができれば、その感覚は以前にも増して強くなり、やる気上昇につながります

 

いかがでしたか?

やる気を出して、頑張りましょう!

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Comment

  1. 匿名 より:

    4つの内発的動機について、具体例もわかりやすく、とても参考になりました。

    >トーマスという心理学者が「4つの内発的動機」について指摘しています。
    この部分について、何か文献などがありましたら、詳細を教えていただけると幸いです

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