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見えない障害・雇用の温度差

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昨今、問題になっているのが、
見えない障害を抱えた人の積極的雇用です。

健常者でも職にありつけない、もしくはブラックな労働環境に置かれる現在。
彼、彼女らを雇う、もしくは、一緒に働く人は、
どの様に思っているのでしょうか。

職場の支えがあってこそ

自閉症や発達障害など、見えない障害を持つ人たちが
職場に支えられて働ける理由は、
職場の人々の大きな支えがあっての事です

kaisyasasae
傍目に判る身体、知的障碍者の方が、一生懸命働く姿は
『生きている事さえ凄い労力を使うのに、それ以上に頑張っている』と
判りますが、発達障害やアスペルガーなどは、軽度ですと、

ちょっと変わった人なり、空気の読めないプライドの高い人
とも取られがちです。

これらの『見えない障害』を持った人の中には、
自分自身の障碍に客観的に厳しく向き合い、社会に溶け込む事で
自分たちと同じ障害を持つ人の地位を向上していこうとする人も
多くいました。

そのおかげで『見えない障害』を持つ人の積極的雇用が
始まったといえます。

ですが現実に職場で、彼、彼女を雇う人の声はどうでしょうか。

周囲は貴方に何を求めているか

現実には、彼、彼女らを積極雇用した所、賛否両論の結果となっているのが判ります。

雇われている側の言い分を拝見してみますと、

障害なのだから、出来ない。
こっちも頑張ってる、疲れてた。見逃して

という態度を障害をお持ちの方のツイッターや、ブログで往々にして見かけます。
mienaisyougaiblog

相手が健常者であれ障碍者であれ、許せるでしょうか。
雇う側、支える同僚側は、
見えない障害を抱える人同等の生きづらさとハンデがあります。

会社、企業という所は、お互い様で生きている以上、
それでは共倒れになってしまうのです。

障害だから許してでは済まされない

先日私の所属する部署で、人数限定イベントがありました。

部署の殆ど人間は、イベント予約開始当日は平日の昼間で
仕事だったので電話で予約。
オフだった人も、部署内の人間同士なら穏便に事は運ぶだろうと思い、
予約開始時間ギリギリに受付に行った程でした。

しかし部署に1人いる発達障害の50代の女性が
『お気に入りの席がとれなきゃ嫌!皆に負けるの絶対に嫌!』
と2時間以上も前から、居座っていたと後から聞きました。

ちなみに彼女は、イベントで盛り上げ役になるわけでもなく、
仕事が出来るとはお世辞にも言えません。

この様な事で勝ち負けに固執されては
余計なトラブルの元になりますし、折角のイベントも台無しです。
他の参加者は、そんな事で勝ち負けにこだわる?
と彼女の気持ちが判るはずもありません。

これを
障害だから判って。

という言葉で、見えない障碍をお持ちの方から一方的に押し付けれられては
他の方も、どう受け止めていいか、困ると思います。

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