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ついこの間『オランジーナ』の姉妹ドリンク
『レモンジーナ』が品切れになったばかりのサントリー。
次は『南アルプスの天然水・ヨーグリーナ』の
品切れ騒動が起こっている。
にも拘わらず、
メーカーが出荷停止と発表した時に商品棚から
商品が消えていたのはコンビニだけ。
大手スーパーは一括大量に仕入れているので、
販売中止アナウンス後数日間は、
レモンジーナ、ヨーグリーナ共々、商品陳列棚に
並んでいた。
メーカー側は、夏場の最盛期に安定供給したいので、
それ以外の時期は出荷調整したいという。
今までこんな騒ぎあっただろうか。
サントリーは他にもヒット作がある
レモンジーナは2015年3月末に、サントリーが『オランジーナ』の
新ラインナップとして発売した。
フランスで馴染みのあるレモン飲料『シトロネード』を参考に、
日本人の味覚に合うようにアレンジしたもの。
近年、余ったるいか、人工甘味料の固まりを飲まされている様な、
レモン系炭酸飲料が多い中『レモンジーナ』の味は確かに、
単品で飲んでもよし、ジンで割ってもよしの有能選手だった。
しかし製造元のサントリーに
ヒットしているソフトドリンクがないという訳ではない。
サントリーのソフトドリンクといえば、
ペプシや、CCレモン、DA.KA.RAがある。
これらを差し置いてなぜ、レモンジーナと
ヨーグリーナがダントツで売れたのか。
控えめ予想があだとなった
続いてサントリーから発売された、
南アルプスの天然水・ヨーグリーナが、早々と品切れになった。
まだ日本列島が肌寒い時期にである。
発売元がレモンジーナと同じサントリーだっただけに
消費者は、あおり商法だと叩き始めた。
が、当のサントリーは、レモンジーナもヨーグリーナも
既製品をベースに発売目標を立てていただけの事
だったのだ。
レモンジーナの場合は、オランジーナの、
ヨーグリーナの場合は、南アルプス天然水・朝積みオレンジの、
2014年度の1か月の平均売上の80~90%を目標出荷数で
生産した途端、
発売翌日に前年度の120~150%の
出荷数を安定供給してくれ
と言われたのである。
商品安定供給が難しくなる時代の到来
長年安定したした人気を保っているペプシであれば、
この様な騒ぎは起こらなかっただろう。
目新しいものがあれば飛びつく人々が多くなり、
情報をTwitterやFBなどSNSメディアで拡散する人々が
当たり前になった時代、
昨年の企業のマーケティングリサーチは、もはや
消費者の動向を予測できるものではなくなっている。
問題はレモンジーナとヨーグリーナだけではない。
様々な分野で『限定』を名乗る煽り商法が名前を連ねている。
今回の場合は、消費者の読みをあやまった企業の誤算だが、
物の安定供給が難しくなる時代は、もうそこまで
来ているのだと思う。
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