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NHKが、新しいスタートと意気込んだ
第67回NHK紅白歌合戦の世間受けは大コケに終わった。
今年の紅白で一番気になったのは、会場の客席にいる観覧者を生で楽しませることを犠牲にした部分が多すぎたのでは、ということだ。2階席に第二ステージを作ったことで、平土間席は特等席ではなくなってしまったし、別会場からの中継も多すぎた。タモリとマツコさんの登場も意味不明だっただろう。
— 三浦真弓 Mayumi MIURA (@mayumiura) 2017年1月1日
SMAP、EXILE、サザンなど大物ユニット欠場が相次ぎ、
『昭和の国民行事』と揶揄されたこの番組。
(C)nhk-sc.or.jp
火に油を注ぐきっかけとなったのは何だったのか。
受けない小ネタは顰蹙だった
国民的番組と位置づけている以上、
番組の演出は簡潔にし、歌に絞る事も大事である。
今年の紅白は直前までSMAP出場の可能性にかけてSMAPのために確保していた時間を全部埋めるためにトークや小芝居がやたら多いのか。タモリとマツコはSMAPの穴を埋めるためにフル稼働させられているわけと。
— レ点 (@m0370) 2016年12月31日
ツイッターやFBでの拡散を狙い、曲の合い間や、
曲の最中に小ネタを散りばめたのは失敗だろう。
(C)mantan-web.jp
タモリとマツコが、最後の最後まで審査員席に出てこないのは、
『ブラタモリ』と『深夜の巷を徘徊する』のパクりだったと
思われるが、この番組を見ている年齢層を考えると、
受けない事は判る。
演劇の演出家から見ると、今の紅白の「シン・ゴジラ」や「タモリ・マツコ」の強引な挿入は受け手の人間の生理を完全に無視しているとしか思えない。アイデアがいかに面白くても、それを受けるのは人間であり、人間の感情はアイデアより現実として存在している。それを無視はできない。
— 鴻上尚史 (@KOKAMIShoji) 2016年12月31日
以前、羞恥心の面々が、
レコード大賞の受賞会場から紅白の会場に向かう様子を
フジとNHKで中継していた様子は、小ネタの成功例だった。
フジとNHKの間には長年軋轢があり、出演アーティストを
縛り付けていた事は、どの世代にとっても暗黙の了解。
それを打ち破る演出だったからこそ成功したのである。
大晦日ライブ会場から紅白出場中継という事も
珍しくなくなった近年。
受けない小ネタを大晦日に流すのはかえって顰蹙だ。
勝敗の結果が変
さらに視聴者が『おかしい!』と思ったのは、
勝敗の結果
だと思う。
紅白の結果が謎のまま年越しの人 RT
紅白の結果が謎のまま年越しの人 RT
紅白の結果が謎のまま年越しの人 RT
紅白の結果が謎のまま年越しの人 RT
紅白の結果が謎のまま年越しの人 RT#紅白歌合戦— ARASHIANS Boy 侑宮 (@Yu20010928) 2016年12月31日
視聴者投票では、白組に約420万票、紅組に約252万票。
会場投票もやはり、白組が紅組に対し二倍の票を
獲得していたにも関らず、紅組が勝った。
司会「視聴者投票は白組の勝ちです(圧勝)」
司会「観客投票の結果も白組の勝ちです(圧勝)」司会「そして!!今年の紅白優勝は紅組です!!!」
視聴者「???」
司会「では有村架純さん優勝旗を」
有村架純「???」~2016紅白閉幕~
— てて☞??♡??☜ (@aaaaayulu__) 2016年12月31日
紅白の結果発表を観てた人の気持ち pic.twitter.com/IorVssuVM3
— イッテン@温水洋一推し (@it66085434) 2016年12月31日
NHKの説明によると、得票数は、
視聴者、会場、ゲスト審査員、ふるさと審査員で決められ、
内訳では、視聴者2票、会場2票、ゲスト審査員10票、
ふるさと審査員1票のうち、
審査員とふるさと審査員の11票のうち、9票が紅組で
『紅9票、白6票』という、なんとも不可解な勝利になった。
ファンは紅白の結果に文句を言ってるんじゃない。
審査の仕方に納得がいかないんだ。#紅白歌合戦2016 #NHK紅白 #紅白審査
— 嵐*Ауака*京セラ1202参戦済み (@4c1ITwXC1dmHK2j) 2016年12月31日
私たち視聴者からみれば、
視聴者をないがしろにした結果
といっても過言ではない上、出場した歌手も唖然とした表情だった。
イベント等を企画する人は、今回の紅白の様に、
『判らない人を、置いてけぼり』にする様な事は
してはいけないと思う。
紅白の視聴者は年々減少している上、
昨年がこの様なことでは、今年の末には見ない人も
いるのではないだろうか。
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