イジメで同級生提訴、これが正しい解決法だと私は思う
ad
「3DSで裸の動画撮られた」 小6男児が同級生ら提訴
http://www.asahi.com/articles/TKY201312030426.htm
3DSで裸の動画などをとられてイジメを受けたとして、小6の男児が弁護士を立てて同級生ら計7人と、その親を提訴した。
もうイジメでは済まされない
いつの時代も尽きることのないイジメ問題。この男児は、無理やり裸にされて動画を取られ、その同級生らに動画を回された。遊びではない。例え悪ふざけにしても、彼にとってはこの上ない屈辱であったのだろう。
この提訴はやりすぎか?そういう言葉も多く出てくることは間違いないだろう。子どものイジメは子ども同士で解決させろだとか、親が出てくるなんてありえない!とか思う人もいるかもしれない。
だが、彼にとってこのイジメは「死」にもつながるくらいのダメージがあったと思う。「殺人」寸前のイジメだったかもしれない。
何せ、見られたくないところを撮られ、更にそれをみんなで共有される。もしかしたらネット上に一生残ってしまうかもしれない。彼は「死」を考える前に「戦う」事を決めた、勇気ある男児だ。
提訴が増えるにつれイジメも減る
イジメをする側は、「こんなのどうってことない」と思っているかもしれない。しかし実際に、いじめを苦に自殺するというケースはよく見られる。何故、彼らは戦う前に「死」を選ぶのか。
いや違う。自殺をした彼らも戦っていたに違いない。「先生に相談」だとか、「親に相談」などはしていたと思う。少なくとも、何の抵抗もせず自殺を選んだわけではない。
そういう「抵抗」で解決する事も少なくない。しかし、ネットが絡んだり、より複雑化しているイジメに対して、そういった抵抗では対処しきれない場合も多いだろう。少なくとも今回の場合、先生に相談し、動画は消してもネット上に残る可能性は大いにある。
こうした事件を防ぐためにも、現代のイジメに対する抵抗手段は、「弁護士に相談」なのではないか。提訴し法で解決することにより、お互いに何のわだかまりもなく解決できるのではないだろうか。
こういう事例が増えるにつれ、大人は子どもの教育を再確認し、イジメ防止へとつながっていく。一石二鳥だ。
今、あなたにオススメ
ad
関連記事
-
不動産を買う前に、その土地の自治会をチェックする理由
この春、ご主人の転居、お子さんの学校、 もしくは私立一貫校に通う為、一軒家に引っ越す というご家
-
就活子供のNG保護者
平成27年度卒業予定者の就活が解禁。 リーマンショック以降の経済の冷え込みによって、 就
-
日本は「ゼネラリスト社会」じゃなく「スペシャリスト社会」?
「日本の社会はゼネラリストだ!」という話はよく聞く話だと思う。―欧米社会に比べその職の「スペシャリス
-
【友だち幻想】ある日突然売れ出した新書の理由
SNSでの言葉のささいな行き違いから炎上に発達する今、9年以上前に高校生向けに書き下ろされた本が売れ
-
貴方の企画が上司に通らない理由は何なのか?
仕事を円滑に進め、他の部署との連携を深める為に、 今までのやり方を変える必要が出てきた。 し