斎藤佑樹の復活が見えた開幕2戦目
ad
日本ハムの斎藤佑樹が3月29日の開幕2戦目に、完全復活を懸けて臨んだ。結果は6回9安打4失点という微妙な結果ではあったが、最速145キロの直球やランナーを出してからの粘りの投球など、今後への期待を持たせてくれた。
>>関連記事:斎藤佑樹は絶対復活を成し遂げる、そう信じている。
2年ぶりの勝利は近くまできているだろうか。今回の投球内容を見てみよう。
ヒット・四球となった場面
結果 カウント 球種 打者の順で書いていきます。
★H 1-0 カットボール ヘルマン
2球目に真ん中よりに入ってしまったカットボールをレフトに運ばれた。
★四球 3-1 ストレート 鉄平
初球から3球続けて変化球でストライクが取れずに結局歩かせた場面。
★四球 3-2 ストレート 坂口
変化球で3-2まで追い込み最後はストレートで歩かせた。変化球をもっとコントロールできるようになれば…。
★H 1-2 ストレート ヘルマン
力のないストレートではあったものの、コースには決まっていた。打ったヘルマンが凄かったかも。
★H 0-0 ストレート 安達
高めに浮いたストレートを痛打された。
★H 3-2 ストレート 坂口
2ストライクまで追い込んでおきながら変化球で3-2となり、ストレートを狙われた。
★H 0-1 カットボール 糸井
ど真ん中への失投。
★H 0-1 カーブ ペーニャ
変化球、特にカーブはあまりよくなかった。
★H 1-2 スライダー 安達
厳しいコースだったが、好調の安達選手にうまく運ばれた。
★H 1-1 ストレート 坂口
バットをへし折る球威はあったが、結果ヒットとなってしまった。
★H 2-1 ストレート ヘルマン
コースに決められず。この回になると疲れがみえたか。
斎藤佑樹はダメなのか?
今回の敗戦で、やっぱり斎藤佑樹ってもうダメなの?って思う人もいると思いますが、諦めるにはまだ早いだろう。
まずポイント1として、ストレートに球威が戻っていることがあげられる。昨年、一昨年と比べてみても、体重移動がうまくできていなかったぎこちないフォームは修正されてきている。右肩の故障は、もう心配ないとみてもいいだろう。ポイント2としては、やはりこれもストレートの制球力の向上があげられる。まだ春先なので100%ではないだろうが、今までよりもストレートの精度は向上していると思う。
しかし不安要素もある。一番気になったのが、ストレートと変化球の時のフォームの差だ。映像を見れば一目瞭然だが、腕の振りや体の使い方の違いが、私にでもはっきりとわかってしまう。状態が上向いて修正されればいいのだが、今の状態では変化球は全然ダメだろう。
斎藤佑樹が修正していくのは、変化球。それさえ向上していけば、私は斎藤佑樹の完全復活が見えてくると感じる、そんな一戦だったように思う。
今、あなたにオススメ
ad
関連記事
-
貴乃花親方電撃引退!スウィーツ親方とは犬猿の仲だった!
『私、貴乃花光司は、年寄を引退する旨の届けを提出しました』 戦後70年、時津風部屋
-
世界最高の選手クリスチャーノロナウドが移籍か?
バロンドールなども取得しているスペインはレアルマドリードのクリスチャーノロナウドが移籍か?と言われて
-
現代最強のホームランバッター松井秀喜
wikipediaより 今年国民栄誉賞を授与された松井秀喜さんについて詳しいプロフィールや
-
7月のオススメ映画3選
大作もいいけれど、7月は、大作に隠れて上映される オススメ映画もあります。 その中でも面白みのあ
-
ダルビッシュとカトパンが熱愛!?ダルは否定も仲は良好か
メジャーリーグのレンジャーズに所属し、リーグ最多奪三振のタイトルも獲得したダルビッシュ有投手と、フジ