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【50-80問題】老々介護が増える理由は、同類同志が固まる日本人独特の社会にある?

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日本の高齢化社会で取り上げられるのが、
50-80問題です

高齢化した親を、独身の子供が1人で看るというケースですが、老々介護の末に共倒れになるのが後を絶ちません。何故彼、彼女らが周りに助けを求められないのでしょうか。

同類同志で固まる日本の風潮が、老々介護の要因になっている

日本の老々介護の要因や、中高年引きこもりの原因になっているのは、同類同志で固まる日本人の風潮ではないかと思います。

学校や社会という集団に馴染めず、はじかれた人は、次第に引きこもりになっていきます。引きこもった人を庇うのは誰でしょうか、親です。

親も子供も年齢を重ねますので老々介護になってしまうのです。老々介護になり親子が困窮しているのが判った時点で、アカの他人が『何かこまった事はありませんか』と聞いて信用するでしょうか。しないのが当たり前です。

諸外国の集団と違い日本の集団や繋がりは
8割方同じ考えをもつ人同士でつなっがっています
。勇気をもって『それは違うんじゃないか』という人が1人でもいれば『そういう話も面白い』というのが他の国のエリートですが、日本は出る杭は打たれると言う考えです。

自分や自分と違う考えを持つ人は徹底的にはじきます。これが老々介護や引きこもりを作り出す温床になっているのです。

では、同類とつながる人の心理状態は、どの様なものでしょうか。

同類同志で、つながる人の心境は?

同類同士でつながり、考えや人生観の違う人をはじく人に共通する行動は以下の事柄が挙げられます。


1:FBやLINEの友達は趣味や会社の友達
2:スマホやパソコンを仕事で使うというより遊び
3:その場に居る全員が同じ感情や気持ちを共有しているのが当然だと思う
4:その場に居ない、違う考えを持つ人が常に噂話のターゲットになる

その末に、彼、彼女らは職場や趣味のサークル、友達の輪に混じっている『自分たちと人生観や考えが違う人』に対して、こう決めつけます。『あの人は、私たちの事は判らないし、私たちも、あの人に関わる必要はないよね。』

今の後期高齢者世代以降(75歳以降)は『人間50歳を過ぎれば、どんな立場、職業の人間も、それなりの苦労を積んでわかりあえるようになる。』と言いましたが、これでは逆です。今の40~50代はというと、
判らない人は判らなくていい、私たちは自分の事で忙しいから。という口ぶりなのです。

同類同志でつながる、固まるのは安心できるのです。言いたい事も言いやすくなり、自分の主張も通りやすくなります。その反面、立場が強くなったと錯覚するので、自分と違う意見や人生観を持つ人から、思わぬ形で怒りを買う事もあるのです

同類同志でつながる人をよく観察すると、1人では、とても暗く一切喋らない事が判ります。悪く言えば強気の小心者だから、固まって行動してるのです。

フィットネスクラブでスタジオプログラムしか出ないという女性がそうですが、スタジオプログラムがない時は、丸一日寝ているという人が居て大変驚きました。掃除もしないのでしょうか、他にする事は山ほどあるはずですね。

では、この様な人たちの人間性の狭さが露見し、人間性の違う人をはじき、はじかれた人が最悪の場合、引きこもりや老々介護に追い込まれるきっかけとなる、言葉はどんなものがあるのでしょうか。

携帯やスマホの功罪

同じ考えを持つ人としか繋がれない人の、人間的狭さが露見する返事の仕方、会話の節々に出てくる言葉には以下のものがあります。

これらの言葉は、人間関係を巧くやりすごす方法として、ビジネス書に紹介される事もある言葉ですが、使う相手やシチュエーションを間違えてはいけない言葉ばかりです。


1:そんなの仕方ないじゃない(私たちの考えはちがうし、関係ない、面倒くさい)
2:そんな事知りません(自分自身にしか興味がない)
3:貴方と私は違う(人間関係に対する諦め)
4:そんな話もあるね(自分にしか興味がない)

カッコの中は、言った本人の本音です。どれだけ傲慢な態度で他人や自分と人生観の違う人に接しているかが判ると思います。

携帯電話の普及で、仕事で必要のない人までネットを使う様になってから、同じ考えを持つ人と『とりあえず繋がっていれば安心』という村社会化した考えが広まりました。

人間関係を広くして交流を深めるのは悪くありませんが、同じ考えの人とばかりつながる=人間性が狭くなるというのであれば、おままごとと同じなのです。

では、50-80問題や、中高年引きこもりをこれ以上増やさない為に、わたしたちが出来る事は何でしょうか。

違う意見や人生観を持つ人と話す時に心掛けたい事

同じ考えを持つ人同士とつながっていた人は、まず、自分に厳しく意見してくる人と、話し合ってみてはいかがでしょうか。その時に気を付けていただきたいのが、以下の事柄を言わない事です

1:私(俺)も苦労してるんだよ
2:私(俺)は、こう思うけどね~(たしなめにかかる)
3:〇〇さんもこう思ってるから(意見をねじ伏せるのが目的で第三者を引き合いにだす)

同類同志でつながる人が、1人で行動する人や、違う考えを持つ人、引きこもった人と話す時に、全く気を付けず、以上の3点を口走り、相手に嫌悪感を持たれる事が往々にしてあります。

人生観や意見の違う人と、貴方が話し合う時に、何が目的なのでしょうか、相手を打ち負かすことではありませんね。

同類でつながる人に一番欠けている事はこの事ですので、覚えておくとよいと思います。

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