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使いたい!欲しい!リサイクルを超えたアップサイクル商品のまとめ

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アップサイクルという言葉をご存じでしょうか。
使わなくなった素材から新しいものやより良い価値のある商品を生み出す事を意味し、今やリユール、リサイクル、リデュースの『3R』を超えると言われています。

その中でも消費者が『欲しい!』と思うアップサイクル商品を作るのは企業にとって難しいもの。

着物のリサイクルバックは元々着物を着ていた人しか使いませんし、エコバックはアイデアとして使い古されています。

そんな中、アイデアとしても画期的で、デザインもいいアップサイクル商品をまとめてみました。

Roots Pouch(ルーツポーチ)

米オレゴン州・ポートランドで生まれた不織布の植木鉢がルーツポーチ。楽天やアマゾンをはじめとするネットでも人気となっているアップサイクルの代表格です。

©walnutco.jp

植木鉢というと素焼きの陶器かプラスチック鉢ですが、ルーツポーチの原料は、ペットボトルから作られた再生繊維とリサイクル天然素材です。

一部のシリーズは、地中に埋めると5年で生分解されるエコ素材である事から、園芸を超えて様々な分野に重宝されています。
元々『プランターが重い、余って困る。』という地元の植物生産者の為に開発されたものですが具体的な特徴は以下の通りです。

1:リサイクル100%素材で出来ている
2:カラー、サイズ共にバリエーションに富んでいて、ポーチにマジックで文字もかける
3:通気性、排水性に優れており、穴をあけなくても植物が根腐れしない
4:放熱性にもすぐれているので、高温多湿の日本向き
5:生分解タイプは埋めておくと5年で土に返り、他のタイプのものは燃えるゴミに出せる
6:使わない時は折りたたんでおいておける
7:見た目もファッショナブルで値段も安い

生産、使用、処分まで無駄をなくしつつ、オシャレと環境への優しさを一体化させたという点で、今やガーデナーだけでなく、多くの人に今では支持されています。

フラッグショップに行かなくてもネットで気楽に購入できる所が広まった何よりの理由です。

MONDO DESIGN『SEAL』

廃タイヤから出されるチューブをカバンやモバイルケースに利用する事で知られるこの会社。

’11年に表参道にフラッグショップを開き、’13年に南堀江に二号店、その後、横浜、香港と店を展開しています。楽天やYahooにもオンラインストアがありますが、旗艦店や自社オンラインストアでの購入特典もあるのが魅力です。

一製品を作った事により、どれだけのCO2削減になるのかどうか商品説明に記載されているだけでなく、耐久性とファッションを両立させた所がビジネスマンとアスリートに支持されている理由です。

会社そのものが社会的貢献を行っていて、ブランド創立時よりWWFジャパン(公益財団法人世界自然保護基金ジャパン)に対しての売上の一部の寄付を行っています。

アスリートや、椎間板ヘルニアを患った人たちの間で多く支持されているのが同社の『ERGONOMIC 3D』です。

解剖学に基づいた姿勢でのお客様の背面をスキャンし、それを基に3Dプリントにて制作をしたオリジナルバックボーン『3Dシェル』をバックパックの芯に入れる事により、重い荷物を背負っても体に負担がかからないようにします。

SALLYLABEL『MODECO』

’08年名古屋で生まれたアップサイクルブランドが『MODECO』です。

製造工場で発生する端材、規格外の素材、廃材などを有効活用し、ファッショナブルなデザインのバッグなどを商品を製造・販売するブランドです。

創業者の水野浩行さんは『消費者の意識を変化させたい』という思いで、このブランドを立ち上げたそうです。

時は10年前、電子機器の中に使われていた特殊なウレタンの板が規格外で廃棄されるのをみて『これは何かに使えるんじゃないか』と思ったのがブランドを立ち上げるきっかけになったとか。

とはいっても『何かに使える』というだけではブランドにはならない。おしゃれと実用性を両立させなければいけない。そこでウレタンの板を美容師のハサミをカバーするシザーキャップにした事が実用につながったと言います。


©a-port.asahi.com

MODECOの一番人気は消防士の制服バックですが、消防士の制服は耐久性が高い事と、都市毎によって管理され、未使用でも定期的な廃棄が行われる事からアップサイクルにつなげたそうです。日本版ハンティングワールドとも言えるでしょう。


©a-port.asahi.com

元々はバンドマンだったという水野さんは、自分たちで『一から作ろう』『色を出そう』というよりも『受けたものをどう生かしていくか』という事に力を注いでいるのだと言います。

下手に色を出して作ったものが売れ残ってしまうという事が往々にしてある業界だからこそ、MODECOは支持されるのかもしれません。

アーバンリサーチ『commpost(コンポスト)』

’18年11月17日から アーバンリサーチROSSOの一部のストアで、23日からオンラインストアで売り出されるアップサイクルブランドが『commpost』です。

これはデッドストック衣料を使い新たな商品を作り出すというプロジェクト


©urban-research.co.jp

commpost第一弾となる『MULTIPURPOSE BAG』は、3サイズ。

『Colour Recycle Network』とコラボし、素材分別が難しい繊維を色で分別し、付加価値のあるものにし、大阪箕面のNGO法人『暮らしつくりネットワーク北芝』で同ブランドの生産を依頼。
NGOを通して生産を依頼する事で、障碍者をはじめとした、就労困難者の就職やコミュニティ作りに役立てる事にしました。

『MULTIPURPOSE BAG』は衣服の繊維に強化繊維として樹脂素材を展着。
さらなるアップサイクルを目指す為に、commpostシリーズは、不要になった場合ROSSO店舗もしくは、オンラインストアでの引き取りも検討中です。

リサイクルとアップサイクルの違いって?

ではリサイクルとアップサイクルの違いは具体的にどの様なものでしょうか。これはペットボトルと紙を例に挙げると判りやすいと思います。

ペットボトルの場合、細かく砕いて新たな材料を作ったり、ペットボトルからペットボトルを作る事をリサイクルと言います。

『Roots Pouch』の様にペットボトルが原料の繊維で作ったバックの場合『アップサイクル』と言います。
服の場合、デパートが服や靴の引き取りキャンペーンを行っていますがあれも『リサイクルの原料』を作る為の一環です。

紙ですと、段ボールや再生紙はリサイクルになりますが、紙で美しく実用性の家具を売っているデザイン事務所はアップサイクルという事になります。

企業が行っているアップサイクルを念頭に置いた商品作りには、ある共通点があります。それは、
リサイクルするための原料がいつかなくなる事
という事です。最終目標は、アップサイクルエコノミーがなくなる事が彼、彼女らの目的だといいます。

英国では、余ったパンでビールを作り、H&Mでは集めた古着で服を作りますが、彼らの最終目標は『捨てられるパン、服がなくなる事』なのだそうです。

ムダだと思うものを消費者が極力買わず、環境や社会、労働者の為に良いものを消費者が積極的に選ぶことが、アップサイクルエコノミーの終着点であり、アップサイクルで成功している企業に共通している事です。

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