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今年も、もはや後数時間。
来年は、大作映画が目白押しです。
その中から、とっておきの映画をご紹介いたします。
drstrange
©2016 MARVEL STUDIO JAPAN

皆さん、ごきげんよう


現代のパリ。アパートの管理人にして武器商人の男(リュファス)と
骸骨集めが大好きな人類学者(アミラン・アミラナシュヴィリ)は腐れ縁。

2人を取り巻く住人は、一癖も二癖もある。
武器を買いに来るゴロツキ(トニー・ガトリフ)、覗きが趣味の警察署長、
ローラースケート強盗団、黙々と家を建てる男(マチュー・アマルリック)、
司祭、没落貴族、ホームレス。

ある日、大掛かりな取り締まりがはじまり、ホームレスたちが
追いやられてしまうのだが…。

魅力的なキャラクターが織りなす群像劇で、
明日は昨日よりいい事がまっていると信じられる、
古き良き時代のチャップリンの様な映画。

(12月17日より岩波ホールにて上映中、1月14日よりテアトル梅田にて上映)

ザ・コンサルタント

田舎町のしがないコンサルタント、
職業~殺し屋~~


田舎町で細々と会計コンサルを営むクリスチャン(ベン・アフレック)の元に
大企業の財務調査依頼が舞い込むが、依頼は一方的に打ち切られ、
彼は何者かに命を狙われる事になる。

クリスチャンは、麻薬カルテル、武器密売、マネーロンダリングなど
危険な顧客を持つ一方で、天才的な狙撃の腕も併せ持つ
『裏社会の掃除屋』だった。

米国政府は、彼の身元を洗おうとするが、何もかもが闇につつまれた
クリスチャンの正体は誰にも掴めない。

彼の真の目的とは…。

クリスチャンの身元を探ろうとする財務省の役員にJ・Kシモンズなど、
配役にもこだわりがあるサスペンスアクション。
(1月21日より、新宿バルト9、梅田ブルグ7などにて公開)

ドクター・ストレンジ

上から目線の天才外科医ドクター・ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)は、
突然の交通事故で神の手を失ってしまう。

何百年も前から闇の世界から世界を守ってきた魔術師エンシェント・ワン
(ティルダ・スウィントン)の手により、ストレンジは甦り、
過酷な修行の末、人知を超えた力を手にした。

しかしエンシェント・ワンの教えに背き闇の魔術に手を染めた
カエシリウス(マッツ・ミケルセン)が世界を破滅に
追いやろうとしている事を知るとストレンジは兄弟子モルド(キウィテル・イジョフォー)と
共に戦いに巻き込まれていく。

しかし人を傷つけないという医者の使命が、彼を戦いの場に向かうことを
ためらわせるのだが…

『SHERLOCK』で絶大な人気を誇り、『裏切りのサーカス』
『イミテーションゲーム』『スタートレック・イントゥ・ダークネス』と
立て続けに人気作へのオファーが続くベネディクト・カンバーバッチの
今度の作品はマーベルヒーロー。

ティルダ・スウィントン、マッツ・ミケルセンといったベテラン陣に
挟まれ、期待に背くことないヒーロー像を見せてくれることは間違いない。
(1月27日より、TOHOシネマズ他、全国ロードショー)

スノーデン

『プラトーン』『7月4日に生まれて』、『ニクソン』など
数々の政治問題作を撮り続けている社会派監督が
史上最大のCIA内部告発者エドワード・スノーデンの人物像に焦点を当て、
切り込んでいく力作。

時は’13年6月。
CIAや、アメリカ国家安全保障局 (NSA) に所属していた、
エドワード・スノーデン(ジョセフ・ゴートン・レヴィット)は、
NSAが極秘に構築した個人情報収集プログラムの恐ろしさを知り、
告発すべく、メディアに向けて動き出す。

それは長年にわたり自分を支えてくれた恋人リンゼイ(シャイリーン・ウッドリー)との
関係が壊れる事も覚悟の上だった…。

映画の公開日は27日だが、この日は監督の70歳の誕生日だという。
社会派の監督といえども、資金調達が難関を極め、命を狙われる
危険性のある題材には挑むのは戸惑ったらしい。

それだけに見応えのあるサスペンスになっている。

(1月27日より、全国のTOHOシネマ、イオンシネマにて公開)

いかがでしたでしょうか。
この中から、一つでも、面白いと思っていただける作品があると
嬉しいと思います。

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