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スタバ、タリーズ、ブルーボトル、
フランチャイズコーヒー店が上陸もしくは新店が
出来る度に並んだ人も多いはず。
でも今、並んだ当時の輝きをコーヒーショップが保っているか
どうかと聞かれたら疑問。
そんな貴方に、
ナイジェリア人兄弟がはじめた
『カフェ・ネオ』が注目を集めています。
カフェ・ネオって
カフェ・ネオは、
ナイジェリア人のンゴシ、チジョーク・ドジー兄弟が、
故郷ナイジェリアで、立ち上げたフランチャイズコーヒー店。
メニューは、スタバやタリーズぽいです。
彼らは、米国や欧州に留学もしくはヘッドハンティングで、
働いていたものの、リーマンショックや金融引き締めなどで、
真っ先にリストラの対称となった故郷ナイジェリアの人たちの為に
この店を開きました。
故郷に帰っても、仕事先、留学先のいい思い出はなくならない、
そして生産者もコーヒーを味わう時代が来ている事を
世界に示したいという意味もあったのだと思います。
店内の雰囲気作りは、日本の喫茶店?
店内の雰囲気は、他のフランチャイズコーヒー店と同じ。
ラップトップPCを持ち込んだビジネスマンもいれば
カプチーノ片手にチェスに興じる人たちの姿も。
店内にはジャズが流れています
が、日本のスタバの様に、爆買い観光客や子連れママが
騒いだりする様子もない。
コーヒー片手に静々、時にはライブを楽しむといった
良き時代の喫茶店を思わせるスタイルになっています。
店主の采配が店拡大の鍵
ナイジェリアには、既に米国系フランチャイズ店が進出していて
KFCもドミノピザもあります。
でもスターバックスやブルーボトルの様な店はないのです。
ならば自分たちで作り、店のスタイルを『輸出』するのが
兄弟たちの最終目標。
その為にはアフリカという市場をスターバックスに
抑えられるまでに自分たちが押さえなくてはいけない。
問題は、市場拡大や豆の買い付けという面では
商社を通す大手にはかなわないという事。
そこで提案したいのが、今どこのフランチャイズ店でも
弱点となっている、
店のソフトパワーに力を入れる事です。
店長の采配次第で、この店に通い続けたいと
思わせる店の雰囲気作りと労働環境作り。
そこにコーヒーが備われば、カフェ・ネオは
スタバに勝てる見込みは出てくるのではないでしょうか。
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