*

深夜に戻ってきて欲しい?『しくじり先生 俺みたいになるな!!』

ad



  

この春、深夜時間帯からゴールデンに進出した番組といえば、
『ぶっちゃけ寺』
『しくじり先生~俺みたいになるな~』である。
shikuziri
『ぶっちゃけ寺』が、内容として幅広い年代を狙い、
神社仏閣宗教の相互復興理解を狙ったのに対し、

『しくじり先生』は、ゴールデン時間帯に進出した事で、
元々この番組が持っていたいい意味での毒が、いささか
消されてしまった感も拒めない。

ゴールデン進出後のゲストの質は、まぁまぁ

『しくじり先生』で一貫しているのは、

人生に失敗した業界人が先生となり、単なる自虐ネタ披露に終わらず
視聴者も彼らの失敗人生から学ぼうというもの。

『しくじり先生』のゴールデン進出1回目は、

ホリエモンこと堀江貴文

horie
ホリエモンの講師の肩書きは
世の中ナメすぎて逮捕されちゃった先生

H2Oホールディングス買収劇や、議員に立候補した時は、
本当は総理大臣を目指していた
という腰をぬかしそうな、爆弾発言まで。

が、正直、ゴールデンに進出してからのゲストは、


ホリエモン以降は、カンニング竹山まで、
パっとしない。

カンニング竹山の借金騒動は、
あれだけ借金があったにも関わらず、
今の嫁が全額負担してくれた時に、

なんとも思っていなかった
のに、借金はこりごりと、
しくじり先生として教える竹山にかえって唖然としてしまった。

殆どの、しくじりネタ、自虐ネタについては、既にニュースや
タブロイド誌で報道されている通りで、ゲストによっては、
何を今更と思う様な内容もあるからだ。

深夜時間帯の時は、どんなゲストが来ていた?

思うに、この番組深夜時間帯の方が、内容として危ないながら、
ゲストのしくじりぶりは、過激かつ、わざとらしくなく、

かえって教訓になったと思う。

武勇伝がヒットしたオリエンタル・ラジオは、
10本の冠番組を持ったが、天狗になりすぎて、
全て消滅
命がけのテレビ企画もボツになり、ドサ周りを続け、ついこの間、
後輩の8.6秒バズーカの『ゴレライ』をコピーした事も披露。

天狗にならない教訓を、しくじり先生で語っていた。

その他にも、3人の元カレに合計1200万貢いだ、いとうあさこが、
3人の元カレのその行方を調べたら、
3人とも別れた直後に別の女性と結婚していた

という、結婚しくじりぶりや、老後を考えすぎな思い込みも、
深夜番組ならではの、展開である。

現在進行形のしくじり・杉浦太蔵も

深夜時間帯で放映されていた事の醍醐味は、
現在進行形でしくじっているゲストが居たことだ

そもそもこの番組、ゲストのしくじりぶりから、反省し、学ぶというのが趣旨なのだが、
未だに、しくじり続けている人間もたまにゲストに来ていた。

その典型が杉浦太蔵だ。

小泉チルドレンが生み出した失言議員と言われ、もはや
バラエティでも、使い物にならないといわれている太蔵先生。

オンエアされていたのが深夜でよかったと思われる失言が
出るわ出るわの大爆笑と同時に、

こんな人間に投票していた都民は、
どう思っていたのだろうかと考えた

そんな太蔵先生が、国会議員時代、上司にヤジられたり、
世間からバッシングを受ける度に思っていた事は、


うるせぇ

taizo
だったそうだ。

これはどうも小泉元首相の助言を勘違いした結果、生み出された言葉らしく、
杉浦太蔵が現在進行形で、しくじり続けている理由のひとつでもある。

この様な内容は、ゴールデンの時間帯で放映されようものなら、
ニュースやツイッターで流れ、彼の失言は再び表ざたになり、
しくじりを上塗りする形になるだろう。

そうした意味でも、しくじり先生。
深夜に放映されていた時の方が、危なくても面白いゲストが来ていたと
思うのは気のせいだろうか?

今、あなたにオススメ

ad



関連記事

【豪栄道】全勝優勝その表と裏

先日行われた大相撲秋場所千秋楽で、 大関・豪栄道は、琴奨菊と大関同士の一番に勝ち、全勝優勝。

記事を読む

石橋がももクロを真顔にさせた放送禁止用語とは?【食わず嫌い】

12月12日に放送された、「とんねるずのみなさんのおかげでした」の食わず嫌い(田中将大vsももいろク

記事を読む

【動画】びっくり仰天!ドッキリ3選+番外編

Youtubeはドッキリの宝庫?! どっきりって面白いですよね。YouTubeに面白いドッ

記事を読む

【あぶ刑事】さらばあぶない刑事に期待大

10年ぶりに、人気刑事シリーズ『あぶ刑事』が 銀幕に帰ってきた。 定年間近のタカとユージが、

記事を読む

2018年9月公開の映画

9月1日『映画の日』は土曜日。全映画館が割引料金で鑑賞できる日でもあるので、8月31日から公開になっ

記事を読む