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ツルツル美肌、ウルウル瞳の美人女優や、
売り出し中のユニットアイドルが、
煙草なんか吸うはずがない
というのは
単なる思い込みかもしれない。
綾瀬はるか、松たかこ、上戸彩、堀北真希
彼女たちは、ヘビースモーカーなのだから。
昔と違い、喫煙=女優としてイケてる世の中ではない。
じゃぁ彼女たちは何故煙草を吸うのだろうか?
百害あって一利なしなのに?
あの美人女優だって煙草で美貌が失われた
煙草をくゆらせる、アンニュイな美人といえば、
フランスの名女優ジャンヌ・モローが有名だ。
映画『死刑台のエレベーター』でみせた不機嫌そうな女性像は、
今までの映画界ではありえなかった美女像だった。
現在87歳の彼女は、実力派女優として、
今もなお映画界に君臨している。
煙草で美貌が失われた事には変わりはない。
それでも、彼女が映画界で生き残れる理由は、
数々の彼女の名言から推測するに、
プロ意識の高さとそれを実行するだけの力量が
備わっていたからなのだと思う。
ジャンヌ・モローの様に、後世に残る仕事が出来る
大女優になれれば煙草を吸うのも、ある意味仕方がない。
喫煙歴が晒されているにも関わらず現在も
生き残っている日本人女優は大勢居る。
しかし今になって、喫煙歴が晒されて
そのキャリアが脆くも崩れる女優や歌手が
目立ち始めてきたのは何故だろうか?
その煙草、ストレスもしくは痩せたいから?
日本の女優の煙草を吸い始めた動機とは何だろうか。
1:ストレスが溜まっているから
2:痩せたいので
この二つが主な理由ではないだろうか。
欧米をはじめとする諸外国で嫌煙文化が高まる中、
煙草を吸うのが大人の仲間入りで、
背伸びが出来るからという言い訳は、成立たないご時世だ。
だからこそ芸能人は、喫煙家を名乗る以上、
自分が客観的に負わされているイメージを崩すという
リスクを伴わなければいけない事になる。
これが判っている女優は、喫煙歴を晒されても
生き残れる。
判らなかった女優だけが、バッシングを受けるなり、
消える運命にある。
元ミニモニの加護亜依が事務所をクビになった事や、
蒼井優や榮倉奈々、後藤真希、華原朋美、成海璃子が
喫煙で叩かれた理由もこうした事が背景になっている。
日本は喫煙者に甘い
諸外国に比べ日本は、喫煙者に甘すぎる国というのも
この現象に拍車をかけている。
さすがに大手スーパーや駅のホームで
喫煙をする人はみかけなくなったが、
フランシャイズコーヒーチェーン店の一部では
今だに喫煙女子を見かける。
ストレートヘアの可愛い女性が、
鼻から煙を出してカフェラテを頂いている姿など
『今のは見なかった事にしておこう』もの。
母娘で同じ煙草を吸いながら昼から御茶している姿や、
子供を抱えて公共の場でベビーカーを押しながら
煙草を吸うママの姿が当たり前の様にみられる先進国など
日本だけだろう。
女優がニコニコしながら
『煙草吸っていても美肌保てます!』と公言出来る日本。
どこか可笑しくないだろうか?
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