100歳の現役スイマー1500m完泳！

水泳をする前に長岡さんは、規則正しい生活を送り、
自分自身の手で炊事洗濯は行い、
年が年だから、そんなに食べられないのだけど、と
いいながらも、食べる様に心がけておられます。

そして影の立役者とも言えるのが息子さんの存在。
頑固なまでに水泳にその身をささげる母親を
時には励まし、時には厳しい目で見守るのです。

これは私たちが、普段の生活の中で忘れてしまった、
大事な事ではないでしょうか。

マスターズ水泳って？

長岡さんが出場されているマスターズ水泳は、

水泳を通して、健康・友情・相互理解を楽しみ、
幅広い年齢と交流する目的の競技会。

国際大会の出場権は25歳以上となっていますが、
日本では18歳以上から参加でき、スイミングクラブ、
フィットネスクラブなどが所属しています。

日本はマスターズ登録者数が47000人を超える
マスターズスイマー大国。

年齢区分で得点が上がる様になっている大会なので、
年齢が上の人が長距離を完泳する事は、それだけ
チームの面々にしてみれば名誉なのです。

私自身もマスターズ登録して、年に数回
出場する身ですが、
80代後半の方が、元気にメドレーを泳ぐ姿を
目の当たりにすると、まだまだだと思ってしまいます。

将来は、長岡さんの様な元気で前向きな
お年寄りが増えるといいかもしれませんね。