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何故マツコ・デラックスは毒舌なのにウケるのか

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ここまで来ると社会現象の一種だ。

オネエ芸人や女装家は数多く居る。
その多くは一部を除き『嫌味』と揶揄される。

思う事をズバズバ言い、それがまた当たっているからだ。
世の中のオネエが肩身狭い思いをする中、

マツコの周りには別の風が吹いているかの様な
錯覚すら覚える

当本人がどう思っているかは知らないが。

では具体的にマツコは何故同姓異性年代問わず、
綾小路きみまろ宜しくウケるのだろうか。

強きをくじき弱気を助ける

マツコの毒舌は只の毒舌ではない。

『一応』愛がある。

matsuko1
民放のバラエティ製作には、数多くのスタッフが
関わっている。

そこで

一番威張っている立場の人間は容赦なく撃沈し、
番組制作上弱い立場の人間やゲストには、
さりげなく気を使う所が、
マツコが影ながら支持される所以

だと思う。

照明や小道具の前に、ボーっと
某大手代理店Dのスタッフが突っ立っていようものなら

『Dのアンタ!ジャマよ!』

の撃も飛ばす。
番組を作っている現場の人間に優しくという事なのだ。

何故アンチ女子アナなのか

マツコといえば『アンチ女子アナ』だという、
トピックに触れてみたい。

どうもマツコは

全ての女子アナを目の仇にしているのではない
というのが、
看板番組『マツコの知らない世界』で判明した。

この時のゲストはベテランアナウンサー吉川美代子さん。

yoshikawa
出典:Asahi.com

レジェンド・オブ・女子アナである彼女の
プロ意識は、新人女子アナの甘えを地の底に叩き落し、
マツコさえも震え上がらせる。


2chで自分の評判を気にする以前に
アナウンサーとしてすべき事は沢山あるでしょう

と、後輩をバサっと斬り落とす様は、
マツコが、女子アナに対してアンチを貫く
姿勢以上に、おっかない。

この様な経緯もあり、マツコが現代の女子アナに
あえてアンチを貫くのは、

大企業OL兼努力をしないで売れて仕事が来る芸能人

という地位に甘んじている女子アナの多さを嘆き、
吉川氏の様なプロ意識と知性の固まりの
女子アナが石器時代の遺跡になっている事に
本気で怒っているからなのだと思う。

このあたりはマツコ、やはり中身は昭和の男性だ。

同じルックスであればいいわけでもない

同じ様なルックスなら、細木数子もいるじゃないか、
という人も居るかもしれない。

でも考えてみてほしい。


細木数子に言われて猛烈と腹が立つ事でも、
マツコ・デラックスに言われて腹は立たない事は
あると思う。

失礼千万で言うのだが、前者には言葉の節々に
『貴方のためを思っていってやってんのよ』という
ニュアンスが滲み出ている。

マツコには、それがない、無我なだけ。
それで私たちはマツコの毒舌にウケ、腹が立たないのだ。

これからもお茶の間を騒がせてくれるマツコに期待したい。

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