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時価2億円の時計・リシャール・ミルとは?

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この時計
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時価220万ドル(約2億2400万円)

世界限定10台で生産され、瞬く間に売り切れた。
時計の名は『リシャール・ミル(RICHAD MILLE)』


テニスプレーヤー・ラファエル・ナダルが
試合中に身に付けていた
ことで
有名になったこの時計。

その魅力はどこにあるのだろうか。

時計の理想を現実化したから高くなった

リシャール・ミルは

『時計界のF1』
と呼ばれている。
nadalmoderu
創業者のリシャール氏曰く、

正確、堅牢、唯一無二、最高水準かつ使いやすいという
時計の理想を現実化したら、この価格になった。

と言う。

2億円以上するといわれるモデル56-02は、
サファイアクリスタルをケースの素材として使用。
ケーブルサスペンションシステムをムーヴメントに使っている。

ここまで自由に良質な時計を製作出来るのも、
いい技術者と顧客に恵まれているからこそ
だろう。

身売りすると、製作の自由が利かなくなる

それ以上に、ここまで奔放に夢を現実化し、
業界のトップもしくは、唯一無二の存在の人間を
顧客に出来た要因として、


『自社を身売りしなかった』事があげられる。

大手ブランドや時計業界は’80年代から
ブランド親会社のグループ編成化が進んできた。

御馴染みの、あのブランドもこのブランドも
元を正せば皆同じ親会社と知れば、がっくり来るだろう。

リシャール氏は顧客に
自社を身売りしない事と、
1000万の時計も1億円の時計をリピート買いする顧客も
平等に扱う事を約束しているそうだ。

顧客が受けたいおもてなしも知り尽くしているのが、
リシャール・ミルの生き残り戦略のポイントなのである。

顧客は業界で名前の知られた人間

リシャール氏の時計にはリピーターが多い。

ナダル選手の他にも、陸上選手のヨハン・ブレイク
F1ドライバーのセバスチャン・ロープ、
ゴルファーのバッハ・ワトソン、俳優のジャッキー・チェンと
数々の有名人がリシャール・ミルを愛用している。
mille_watoson
リシャール・ミル銀座公式ブログ
幻冬社の見城氏、サイバーエージェントの藤田氏、
放送作家の小山薫堂氏もリシャール・ミルに
魅せられた人々だ。

その完璧な仕事ぶりと、時計の持つ魅力から、
吸い込まれるように、次もまた欲しいと思うように
なるのだそうだ。

一見すると、ごつい時計だが、身に付けると
とても軽い。

そして人工衛星にも使われるという
最新鋭の機密が搭載された時計は、
ちょっとやそっとの衝撃では壊れない。

これ程魅力的な時計、お値段がここまでするのも
うなずける。

ハイブリットカーやスマホが普及しても、
クラッシックカーの魅力が衰えないのと同じ。

リシャール・ミルは、モノが持つ本質的魅力をついている。

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