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’16年6月3日に、元ボクシングヘビー級王者・モハメド・アリが亡くなった。
享年74歳、死因は敗血症だった。
(C)AP/時事通信社
アリの死を悼む意味で、改めて振り返りたい、
ボクシングを通して差別と戦った実在した
ボクサーの映画を挙げてみたいと思う。
ALI(アリ)
モハメド・アリ自身が監修、協力した映画。
監督は『ヒート』など硬派な映画作りで定評のあるマイケル・マン。
アリが、ソニー・リストンを破りヘビー級チャンピオンになり、
ヴェトナム徴兵を拒否した事から社会的地位を奪われ、
キンサシャの奇跡を築きあげるまでの半生を描く。
主演はウィル・スミス。
撮影前に一年かけて、20kg体重を増量。
話し方、クセ、特徴を掴み、ボクシング・シーンではスタントナシで挑み
その年のオスカー主演男優賞にノミネートされた。
ハリケーン
’63年にウェルター級チャンピオンに輝いたものの、
殺人の冤罪を着せられ終身刑を言い渡された、
ルービン”ハリケーン”カーターと、彼を冤罪から救う為に
奔走した少年とその保護者たちのヒューマンストーリー。
主演はデンゼル・ワシントン。
企画が挙がった6年前から主演を切望し、40代半ばにして、
冒頭の見事なファイティングシーンを演じきった。
監督は『ソルジャー・ストーリー』でデンゼルとタッグを組んだ
ノーマン・ジュイソン。
人種差別という壁を乗り越え、どうやって冤罪を晴らすかという所が
見物でもある。
カシム・ザ・ドリーム
少年時代にウガンダで誘拐され国民抵抗軍の兵士にさせられたが、
米国に亡命後、IBFジュニアミドルチャンピオンとなった
カシム・オウマの半生を追った、ドキュメンタリー。
祖国に残した家族への思い、少年兵として人殺しをしてきたトラウマ、
脱走兵の為、故郷に戻れなかった思いなどが
赤裸々に語られる様は、単なるサクセスストーリーを超えている。
こうしてみると、ボクシングはある意味、政治的スポーツ
であるともいえる。
リングに上がるものは、差別、トラウマ、対立と戦う為に
対戦相手と拳をあわせる事で、観客に自らが受ける
差別を昇華させているとも取る事が出来るのではないだろうか。
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