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保育ママとは?~「保育ママ」が預かった1歳女児死亡の記事から~

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「保育ママ」が預かった1歳女児死亡…横浜

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20131129-OYT1T01115.htm

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「保育ママ」に預かられていた女の子が心肺停止状態で発見されて死亡してしまいました。お悔やみ申し上げます。

「保育ママ」とは?

この事件について様々な憶測が飛び交っていますが、そもそも保育ママとはどのようなものなのでしょう。

「保育ママ」の概要

共働きや片親などの事情によって、日中に保育が出来ない保護者の代わりに子どもを家庭で預かる保育者や保育施設などの総称のことをいいます。

保育ママ1人で最大3人の子どもを預かることができ、補助者2人をつけると最大5人になります。保育料・サービスなどは各市町村で異なりますが、自宅などを提供できることが条件です。

「ベビーシッター」や「乳母」などともやっていることは同じです。しかし民間ではなく市町村がやっているという点で異なります。

「保育ママ」制度の形成過程

こういった家庭に預かってもらうような制度は1950年代からありましたが、国の事業とはなっていませんでした。近年少子化が叫ばれることから、2000年に国が補助金を出すようになり、2010年には本格的に国が「保育ママ」制度を作ります。

「保育ママ」は誰でもなれるの?

補助金制度が出来てまもないころは、保育士か看護士の資格をもっていなければ保育ママにはなれませんでした。しかし法改正の後から、「市町村が認めた保育経験者」ならば保育ママになれるようになります。厚生労働省は保育所不足や保育士不足を「保育ママ」で補おうとしていたのです。

今回の事件の「保育ママ」について

この記事では、今回の事件で担当だった保育ママの詳細は載っていません。しかし、死亡した子どもに加え他に2人を預かっていたということから、かなりの熟練者であったのではないかと推測します。

保育ママの安全性

この聞きなれない「保育ママ」という言葉と1歳女児死亡というキーワードから、多くの人が「保育ママは安全性に欠ける」と感じているのではないでしょうか。

しかしこの事件に限らず、日本では毎日誰かがどこかで亡くなっています。いくら安全でも、考えもしない死がやってくることもあります。「保育ママ」=安全じゃない という考え方になるのはまだ早いと思います。「保育ママ」を使ってみたいと考えていた人は、今後の情報をしっかりと読み取り、判断してくださいね。

日本では現在、約1000人の保育ママと、約2500人の利用者がいます。

どうか一方的な保育ママ批判をしてあげないで。

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