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定年後に、部下、上司、かつての仲間に慕われるために気を付ける3つの事

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30~40代は自覚がないかもしれないが、親世代、60を過ぎると、
仕事と特定の趣味の仲間以外の付き合いがなくなってしまう。

だから50前後になって、男性は必死で一生できる仕事なり、趣味を超えて自分と付き合ってくれる友達を探そうとするのだ。

仕事や特定の趣味では、部下後輩、仲間がいたとしても、それ以外で飲みに行ける友達を数えたら5人も居ないという事はないだろうか。

TVドラマ『DOCTORS~最強の名医~』で、沢村一樹演じる相良医師は、例え医師を辞めたとしても、彼の人柄を頼る人がいるかもしれない。

だが高嶋政伸演じるボンボン外科医・森山 卓とは『出来れば病院外では口もききたくない、話題にもしたくない。』と思っている医療スタッフが多いはずだ。その点が笑いとなりあの番組は持っている。

現実問題として、男性であれば、定年後も元部下、元後輩、そしてかつての趣味仲間に、気を使わせる事なく慕われるのであれば、気を付けるべき事がある。それは何なのか。

見下さない、手を出さない、受け入れる

部下や後輩が、定年後離れていくワースト1は、『自分より目下』と思うものを見下している事だ。
同じ部署で働く人の年齢差も地位も気にせず、全員尊敬していると言い切れる人がいるだろうか。

40前後の男性に聞いてみると、価値観や立ち位置の違う人は、あえて無視をしたり、心の中で見下したりしている事が判る。

普段から上司や先輩が部下や後輩に対し『使えないヤツだ』と思っていると態度や、ひょんな言動に出てしまう。

上司や先輩の思っている事を事前に察して行動してくれたり、ハイハイと聞いてくれる召使のような部下に囲まれていると、人間は育たなくなる。

人は自分より立場が下の人より目上の人に対して気を配る様になっている。上司や先輩は、その反対なので、自分のミスに気が付かないのだ。

勇気を出して異議を申し立てくれる部下は上司を『謙虚で有能』にしてくれる貴重な存在だといっても過言ではない。

現役時代有能と評価された人は、管理職になると部下の仕事のアラが気になって仕方ないだろう。そこで有能だった上司は、部下の仕事の進捗が気になるあまりに手を出してしまう傾向にある。

部下が自分の思う通りに動いてくれないからといって、口出し、決めつけ、仕事の仕上げまで全部やってしまうのは、部下や後輩の人間性を否定してしまう事になるので、部下や後輩の心が上司から離れていく原因となるのだ。

反対に、指示の出しっぱなしで、フォローがない上司や先輩も、いい加減な人間だと後輩や部下から思われている。これで部署の企画がしくじった時に、一方的に部下や後輩をなじったり、1人で怒っているような上司であれば、信用はうしなわれるだろう。

部下の仕事は心棒強く見守り、本当に部下や後輩が困っている時だけ、お昼やお茶の時間を一緒にして悩み事を相談するのだ。

アドバイスがクソバイスになっていないか?

部下や後輩が上司や先輩と飲みに行く時は、騒ぎたい時もあるかもしれないだろうし、仕事上の悩みの解決の糸口を探りたい時でもあるかもしれない。そんな後輩や部下の気持ちもつゆ知らず、
呑みの席で『俺哲学』を語る上司や先輩は頂けない
部下は別にそんな事を期待していないからだ。

部下が仕事上のアドバイスを聞きにきたのに、上司が『若いうちは女でどんどん遊んだほうがいいぞ』『男の友情は恋愛の修羅場よりも強い』と即アウトな説教を飲みながら仕出す様な上司は、定年どころか、在職中に部下や後輩から軽蔑される。

これらの上司や先輩は、いくら仕事ぶりが有能であっても、人間性に問題がある。FBの公開投稿に、40を過ぎてグラビアアイドルやアニメの画像を堂々と張り付けてシェアする男性上司は。定年後が危ない。

物事の判断基準は『自分の経験した事だけ』なので、その範囲を超えたものに関しては知ろうとしない、必要とも感じない、知識や品格にかけるから、この様な説教しかできないのだ。

この様なクソバイスをする男性上司は30~40代から現れるが、彼らは社会人3年目ぐらいに仕事で出世しそこねたバブルオヤジにエロネタとお酒で巧く絡み、出世コースに乗っているだけなのだ。

そこで『お前は判っている』『お前には素質がある』『判っているオレたちが世の中の全てを教えてあげよう』と引き継がなくてもいい仕事の何の役にも立たないクソバイスを人生の先輩から継承している。

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