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電通・時間外労働常態化で書類送検か?

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大手広告代理店・電通の入社一年目だった女性社員・高橋まつりさん(享年24歳)が
昨年自殺した件で、電通が書類送検されるかどうか問題となっている。

昨年、靴小売のABCマートやJCBが労働基準法違反で書類送検され、
企業の大幅イメージダウンとなった。

調度、下半期『就職したい企業ランキング』が発表されたばかり。
企業の書類送検と電通の在り方について考える。

企業書類送検とは

労働基準監督署によると、書類送検するには、
死亡災害の有無(自殺、病気)と
違法労働が常態・蔓延化しているという証拠がある『重大性』。

これらを『是正してください』という労働局からの勧告を受けても
是正する気配すらも見られず、悪質化する『悪質性』の
2つが成り立てばいいという事である。


しかし実際は難しい。

時間外労働の時間を少な目に申告する様に上司から
圧力を受けている社員も居れば、実際は時間外残業以外の雑務に
追われていたケースもある。
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高橋さんの10月の時間外労働は69.9時間、11月は69.5時間と上限70時間
ギリギリオーバーしないように申告されていた。
不自然な申告だった為、弁護団が入館記録を調査した所、
11月7日までの時間外労働は131時間。

今回の高橋さんのケースのみならず、過去の電通の過労死のケースは、
全てこれに当てはまる。

重大性に関しては書類送検する要素はそろっている。

今回、電通には
過重労働を取り締まる専門の過重労働撲滅特別対策班(通称『かとく』)が
調査に入っているが、その要因として考えられるのは、

不景気だから過重労働となったのではなく、
バブル景気の余韻の残っている’91年にも新入社員の過労死事件

があったからだろう。

過去に電通で起こった過労死事件とは何なのか。

上司もまた壊れている

バブル景気の後の’91年に起こった新入1年目の社員過労死事件は、
ラジオ部所属の男性社員だった(享年24歳)。
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素直で責任感がある完璧主義の社員だったが、残業続きで、遅い時は
出勤した翌日の5時頃帰宅、亡くなる直前は
3~4日の割合で連日の睡眠時間は30分~2時間

という壮絶な状態が続いていた。


職場の労働環境が悪質化している点は、
彼を支えるべき同僚や上司が『人間的に壊れている』点で
書類送検出来るだろう。


宴会では、上司や同僚はこの社員に革靴にビールを入れ飲ませ、
飲めなければ革靴で叩くというマネをして面白がっていた。

この男性は’91年に自宅で首をつって自殺。
にも拘わらず、電通に是正勧告が入ったのは、
大阪支社2014年、東京本社2015年と、あまりにも遅い。

その他にも30歳の男性社員が’15年に病死している。


何故ここまでブラック化した会社が放置されているのか。
それには理由がある。

命より大事な仕事はない

多くのビジネスサクセス本の著者の履歴や内容を見ると

『過去に大手〇〇会社に居ましたが、労働環境がブラックだったので、
独立時には変えようと思いました。』
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…というものが往々にして出てくる。
まるで

就職したい会社トップに入社し、ブラックだと判れば、
社外に出ていったものこそ勝者

という口ぶりだ。

別に彼、彼女らが悪いとは言わないが、
優秀な人材が会社を後にする事で残されるのは、

会社で頑張るしか道が残されていない人と、
新入社員である。

その結果がどうなるかは、言うまでもない。

命より大切な仕事はありません

高橋まつりさんの母は、記者会見の席でこう述べた。


電通は遺族に約1億6800万円を支払う内容で、和解が成立させたが、
電通に限らず、働く身の上の命を補償しなければ、
企業の未来はない事をしめしていると思う。

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