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ジム殺傷事件にみる、スポーツクラブでのモラル低下とは

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今月22日、長崎県にある24時間営業ジムで殺傷事件があった。
事件があったのが、午前9時と午前中だったので、刺された50代の女性はすぐに搬送され命に別状はなかったが、これが深夜の時間帯であればどうなっていたかと言われている。

事件が起きたのは、24時間ジムだが、普通のスポーツクラブでも起きてもおかしくない事件だ。それぐらいスポーツクラブは人種のるつぼとなっている。

かつては『運動不足解消、ストレス発散目的』で通う人が多く、会員も会社員が多かったスポーツクラブだが、今回の事件の様に、

無職の人や定年退職後の高齢者、専業主婦が入会できるのは当たり前になった。

その為、かつてあった会員が持っていた、社会人としてのモラルは崩れているといっても過言ではない。

ジム、スポーツクラブ、フィットネスクラブと呼び方は変わっても、収益の為に、集客する事は変わりない。
だが殺傷事件が起きるほど、モラルが低下している事実や、いつその様な事が起きてもおかしくない所まで来ている理由は何か。

同じ考えを持つ人としか繋がれなくなった

ここ20年で、フィットネス業界も、様々な業態、会員種別を用意し、どんな職業の人でも入会しやすくなったのは確かだ。


©goldgym.com

私が最初にフィットネスクラブに入会したのは新卒の頃だったが、正社員だったから入会出来たものの、バイトだったら入会できなかったかもしれないという一面はあった。それぐらい入会審査は厳しかった上、会員種別も今ほどバラエティに富んでいなかった。

しばらくして、各フランチャイズが株主優待券で入れる様になり、その後、ビジターチケットを不定期に売り出す様になり、今では
クレジットカードを持っていればジムの法人会員になれるという時代になった。

私自身も、フィットネス業界の業態が変化し、プログラムが変化した事や、そこに通う人間関係や、勤務先の変化に合わせて、通うフィットネスクラブを変えたり、時には種別変更し、掛け持ちをする。

だがバブル期にフィットネスクラブに入会した女性が客層の7割を占めるこの業界、本来ターゲットにしたい20代は入会したとしても、半年~3年でやめてしまう。残るのは、熱心なスタジオの追っかけが多い。

元々ストレス発散や運動不足解消で来ているはずなのに、その目的が本末転倒してしまうケースが多いのが、スタジオプログラムだ。

詰めて出る事で『出なければ』という脅迫概念にかられる人も多く、あちこちの系列を掛け持ちして、プライベートの時間と体力を使い果たしてまで通い詰めている人がいるのが現状だ。

こういう人たちが、スタジオレッスンの人気を支えているのである。何も知らない人から見て、雰囲気が良いですかと聞かれたらNOだろう。

インストラクターも、上級レッスンを受け持つ様になった日が最後、同じ客がどこの店舗にも『団体さん御一考』の様に押し寄せる。新しい顧客層を開拓したければプールにでもいくしかない。

プレコリオやステップのインストラクタ-がヨガに転向した所で、今までの客層が、そのままなだれ込んでくるだけだ。その様な例をあちこちで見ている。

ファミリー会員を導入した事で、子供と一緒に入会すると実質6000円で通えるという制度も出来た。

が、この制度が出来てから気になったのが、何等かの理由で引きこもりになった子供や、問題のある小学校の子供が母親同伴で、毎日ジムに入り浸りの状態になっているのを見かける事だ。

私の通うジムでも、毎日母親に連れられて入り浸りの小学校の女の子がいるが、化粧もフィリピン・パブの女性かと思う程濃く品がない。それを母親は放置して、スタジオプログラムに同伴で入らせている。

日本語も支離滅裂で、挨拶も出来ない。この様な子供は、20年前ならジムに連れてくる以前の問題だったのだが、今では、傷害事件をおこさなければなんでもいいという領域で親が連れてきているのだからモラルの低下ぶりがうかがえる。

では昔ながらの概念で、一か所のジムもしくはスイミングに通っている人の考えはどうなのだろうか。

ホームから動かない人が抱える概念

法人会員やマスター会員の増加により、あちこちの系列のジムや、スポーツクラブを掛け持ちする人が出てきた事で、従来の様に、同じフィットネスクラブやスイミングスクールに通い続けている人が肩身の狭い思いをしているのも事実だ。

スタジオの人気プログラムでは、レッスン開始1日前から整理券発行になり、開始時間1日前ジャストから、ありとあらゆる手段を使いレッスンに参加しようと整理券争奪戦をし、争奪戦の後は、メンバー同士で場所の奪い合いになる。

私もこの手の人気プログラムに週に何回か出ているが、レッスンおよび、IR目当てで莫大な交通費を使い来る、追っかけのモラルのなさに辟易としている一人だ。

中には話せば判る人や、スタジオプログラム以外の話で盛り上がる人もいるのだが、それはごく一部。その他9割は、悪い意味でトランプ大統領かと思う程『やったもん勝ち』『とったもの勝ち』なモラルのなさを横行させているのだ。

この様なプログラムや外部から来た人たちに振り回される人たちもストレスがたまるのは確かだ。

その一方で、一つのスポーツクラブから20年以上移籍もせず、最低料金で通い続けている古参の常連も居る。

彼、彼女らは、昔ながらの古い考えの持ち主の人か、ただ単にそこが居心地が良く、気に入って移籍しないかのどちらかに別れる。

私の通うスイミングに、20年以上移籍もせず居座っている80前の女性が居る。そこは元々スポーツクラブだったのだが、経営破綻しキッズスイミングだけ残ったのだが、それでもしがみついて残った数少ない会員の一人が彼女だ。
彼女は『女性は結婚し、子供を複数産んで当たり前、親の介護もして墓参りもして当たり前』と信じ、独身女性=リア充の怠け者と思い込み、隙あらばイビる事をスポーツクラブ時代からやっていた。

お盆と正月でスイミングが長期休暇になった後は、孫の面倒を見終わった後期高齢者の会員が来るのだが、この女性、わざとらしいぐらい、そこら中に聞こえるぐらい大声でねぎらいの言葉をかける。これで自分は役に立っていると思っているのだが、周りからは『お盆過ぎの台風が来た』とボヤかれている。

私の知り合いもかなり被害にあったが、この女性、やめる気配はない。社員と古参従業員に媚を売り続けているので厄介なのだ。

24時間ジム殺傷事件では、無職の男が50代の女性を刺したのだが、原因は世間からみれば些細な事だったかもしれない。

だが私の洞察では、このスイミングに通う80代の女性の様な人は、これから先気を付けた良いのではと思う。

フィットネスクラブに通う人が、必ずしも社会的に安定していたり、働いていたり、女性は全員結婚しているとは限らない。

だがこの様な人は、自分の概念に合わない人を目の当たりにすると、いつ何時口を滑らし、罵り、命の危険にさらされるか判らないからだ。

フィットネスクラブに通い長くなるが、通う人を見ていると、客層も随分様変わりしたが、一つ、言える事があるとすれば、

年齢、職業に限らず、通う人々に客観性、洞察力が失われたという事だ。

それが今回の殺傷事件という結果に終わったのだろう。

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